雑談というか独り言というか…最近毎日思ってる事です。
総合病院の外来勤務してますが、最近90〜99歳の患者さんが増えてきました。認知症もなく自分の意思で歩いてくる方は別として、どこに何をしに来ているかもわからず寝たまま車椅子に乗り家族に連れて来られるのです。
大体が家族全員で。
そして、「癌の手術と化学療法希望」「ペースメーカー植え込みや電池交換の希望」「ご飯食べないから入院点滴希望」
どうにか元気にしてください、まだまだ生かしてください。
先生が寿命の事や治療のリスクを伝えてもみなさん積極的な先進的治療を希望しますし、大きな病院の通院希望を譲りません。子供達も高齢だから理解力も低下してるので「こんなに大きな病院なのにどうして治せないんだ。もっと大きい病院を案内しろ」と文句も言われる事も多いです。
そういう希望をする人に限って、同居もせずヘルパーなどを駆使して一人暮らしのままだったり施設に入居していたり。親の介護を全くしていない場合が非常に多いのです。万が一、希望通り治療してもその先に定期通院がある事に不満を言われるもあるあるです。
親が病気になり死ぬ事は確かに嫌な事ではありますが、99歳の寝たきりの人にペースメーカーを入れて何歳まで延命したいのでしょう…。
親は絶対死なないと思っているのでしょうか…。
それとも死なれたら困る何かがあるのでしょうか…。
人は老いていつかは死ぬわけで、親が老たことを認めないのは何故なんでしょう。
ただ、癌が皮膚にまで出てきて悪臭を放つからとか日々の生活に支障があるからとかで少しだけ放射線治療したり局所麻酔で腫瘍を少し切除したりとかするのは穏やかな日々を送るためのケアとして必要だとは思います。
しかしその程度の治療でもう良いって何故受け入れないのでしょう。
最近このようなケースが多くてモヤモヤします。
私も50代、人生の折り返し地点。
老いを受け入れて認めて生きる事の気楽さ。
健康管理もしっかりしつつ天寿全うしたいと思います。
年金目当てとかなんじゃないですかね?
まぁ一つ言えることは私たちは死や病気に慣れているところはあるけど
一般の方とは感覚や考えは違うんだろうなぁと言うのはありますよね
私もそういう患者さんを見て申し訳ないんだけどあー長生きしたくないなぁほどほどで逝きたいなぁって思っていたところでした
ちなみに旦那も医療従事者で長生きなんてしたくねー!って言ってます
でもあなたはしぶとく生き続けるでしょうね家系的にも…と思って見てます笑
施設に勤めています。
高齢者で当たり前ですが仕事もしていないのに私の月収よりも多い30万円を超える年金を毎月頂く人をチラホラ見受けます。施設費用は20万円前後。ということは10万円程度貯金ができるんです。年120万円預貯金できる計算になります。まあ30万円いかなくとも施設費用よりもお高い年金金額を手にされている人はおりまして親大事でありがたや、のご家族はおいでなのでしょう。
イヤイヤ本当に愛情たっぷりのご家族、義理人情のおあつい感情で孝行されている方々ばかりなのでしょうけれど。
私の人生は生まれたときからお金に縁のない人生で、結婚するときはぜひ玉の輿で、と思っていたのですが叶わず。結局お金に縁のない節約生活を強いられてこの人生いつ終わってもいいし、生まれ変われることを願い数百年後の便利な世の中になっていることを妄想しています。現実逃避ですけど。
同感です。超高齢化で、90代の患者だと、キーパーソンになる方は70歳近い息子さんや娘さんになりますもんね。
長生きしてほしいことは、身内の願いかもしれないけど、その後の介護もあることをあんまり理解してもらえないっていう事が理解できないんでしょうね。
私の祖母の名言です。
祖母は100歳になるまで身の回りの事は自分で行っていました。畑仕事もできる範囲で行っていたのですが、ある時、朝:晩の気温差が大きな時期(たぶん、秋口だったと思います)低体温になり冷たくなっていたところを訪問した叔母がたまたま発見し、初めて入院しました。入院後、検査で子宮に腫瘍が見つかったそうですが、離れに住んでいた伯父は手術を希望していたようです。
認知症の大きな症状もなかったので、本人の意思が一番ということで主治医が祖母に、病気の説明、手術の有無の確認をしたそうですが、ここで祖母は「腐った魚に塩振っても食えないでしょ?」と手術を拒否したとの事でした。
「高齢の体にいくら治療を行ったところで、元気になるわけじゃない」っていう意味合いだと思いますが、本人の意思がわかる状態だったので、伯父も受け入れざる得なく、手術せず、103までの大往生でした。
理解できる家族もいるけど、理解できない家族もいるんですよね。
80歳くらいで亡くなった大正15年生のおじは恩給をもらっていたらしいです。多分当時一番若い軍人さん。生きていれば99歳、このくらいの歳の男性は皆さん最後の恩給世代で結構お国からもらっているそうです。だから家族としては生きていてほしいと思います。
私の父親は90歳ですが耳は遠いけど買い物や散歩にも行きますが病気になれば最高の医者に最良の治療を望みます。
そんな父に癌が見つかり内視鏡で簡単な除去手術をしたのですが術後せん妄で抑制され殺されると大騒ぎし退院を希望しました。医者はまだ完璧に除去出来ていないので入院を継続して再手術をしましょうと言われたが父の強い希望で退院したのです。
それからしばらく食欲なく体力低下しましたが1ヶ月したら元気に外に出掛けるようになり食欲も普通です。
父はあのまま入院していたら寝たきりになり家にかえれなかったし今の暮らしはないと言います。
家族だけではなく医者も医療費を稼ぐ為に高齢者を食い物にしていると思いました。
看護師10年程してます。年金を当てにしてる家族、親に依存してるような精神的に問題のある家族が同じようにCVポート感染したものをもう一度増設、ペースメーカー希望、老衰で食事取らないのに点滴希望などその他にも色々見てきました。おっしゃる話ものすごく分かります。私も最近そんなことにもう辟易してて看護師は辞めたいと思いながら子供のために仕事をしています。毎日病院で看護師して自分で排泄もできない人ばかり見てて正直早く死んでほしいと思ってしまいます。毎月引かれる年金、社会保険料がどのくらい有意義に使われてるのか疑問ばかりです。自分が子供を育てるようになってさらにこんな医療業界が嫌になりました。私達はお金を払ってサービスを受けるのに、医療は福祉の観点からか一律に良質なサービスでみんな同じ負担って不公平ではと思ったり。なんでもかんでも手術する医師がいるのもうんざりです。保険適応の範囲を縮めてほしいです。そして、金持ちの方が延命を希望せず話の通じる人が多いように思います。もっと日本にも老いによる寿命を認めれる風土の醸成がされてほしいです。優しい気持ちで看護師になったのに、結果的には大変な高齢者ばかり増やされ矛盾だらけで看護師辞めたいです。職場ではこんな愚痴を言えないので同じように感じてる人がいて少し安心しました。
おっしゃることよくよくわかります。
病や死、老いなどが遠ざけられてきた結果もあるのかもしれませんね。
診療報酬の改正や医師の働き方改革等で、今後嫌でも選択肢は狭まるのではないか…とも感じてます。
医療介護業界のマンパワー減少は既に綻びを起こしつつあるようにも見えますので。
医療介護職に従事した場合、年数等に応じて年金増額とかでもないと『やってられない!』現状に対応するのに疲弊しちゃいますね…
私も50代ですが、年金もらうまで生きてるのもどうかなあって投げやりな気持ちになる時があります。
みなさんコメントありがとうございます。
反論されるかなぁと不安でしたが共感コメントばかりでありがとうございます。
先日はなんと身寄りのない(遠い親族はいる)98歳の完全なる認知症の方をその日だけ施設から頼まれた日雇いヘルパーが連れてきて積極的治療をと…。
施設スタッフが連れてくるならまだしも、初めましての日雇ヘルパー…。
誰のなんのための治療なのかと先生がさすがに返していました。
今を生きる80代以下の高齢者は死が身近にないという事、自分の親を通じても感じています。私が看護師をしているから特殊なのかもしれませんが、99歳で祖母が永眠した時は食べなくなったある意味自然な寿命を迎えようとしていた祖母を入院させ、しかしながら「胃瘻は悪、点滴は良い」という変な延命思考によりCV高カロリー輸液、感染したから抗生剤の繰り返し。
療養ケアミックスの病院の「稼ぎ」になっていたと思っています。
私がいくら説明しても胃瘻は悪、そのほかの治療は良いという親世代。
孫の私には決定権はありませでしたので…。
病院で働いていると社会のモヤモヤ、ストレスですね…。
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
ナースの休憩室(雑談掲示板)