ナースの休憩室(雑談掲示板)

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あの日自分はどうすれば良かった?

<2020年10月27日 受信>
件名:あの日自分はどうすれば良かった?
投稿者:NK

もう10年以上前の話になります。私は男性看護師で当時は新卒で急性期病棟で働いていました。要領悪く一部の女性看護師からは厳しいことを言われてました。そんな新人時代のある日の出来事についてみなさんの意見を聞きたいです。
 その日私は日勤帯の勤務が終わり、物を片付けようと病棟の倉庫へ行ったところ夜勤ナースが慌てた様子で抑制帯を持っていき何処かへ行ったので、自分の勤務終わってるし帰ろうかなと思いつつも気になり夜勤ナースの後を追いました。
 行った先で目にしたのは自分の首を両手で手拭いで絞めていた患者でした。複数の看護師が既におり、私も慌てて患者が首を絞めている手拭いを取ろうと加勢しました。患者は中々力が強く外れなかったです。
 無我夢中でしたが、このときの私は必死になって手拭いを取ろうとするも本気で力任せに取ろうとすると余計に危険なのではないかと思い中々力を入れることが出来なかった心境だったと思います(後から振り返って考えると)。
 中々手拭いが取れず別のナースがハサミで切ろうとしたところで患者は手を緩めました。その隙に手拭いをとり、事なきを得ました。
 とりあえず、ナースステーションに戻って早々に夜勤ナースより「〇〇君力弱すぎ」と言われました。最初何を言われたのかすぐ理解できず一瞬固まりました。その後に言われたのは、その時ナースステーションにいた他の先輩ナースの方々に自分の非力さ(そのままの意味で)を指摘する内容(男なのにとか)でした。当時の主任からは「筋トレしてもっと力をつけろ」と指導を受けました。
 私は勤務時間帯的に関係ないのに夜勤ナースの様子が気になり患者が自死しようとする場面に出くわしできる限りの対応したにも関わらず、自分の非力さ(本当に筋力な意味で)を非難することしか言われなかったので、あのとき思いっきり力任せに手拭いを取るか、夜勤ナースの後なんか追わず何が起きてるか知らないまま真っ直ぐ帰れば良かったのかと思いました(私が関わるくらいなら他の先輩ナースが対応した方がまだマシに対応できたのかと思うと)。
 10年以上前の話ですが、たまに思い出してあの日どうすれば良かったのかと苦しい思いになります。
 最後にこの掲示板を見ているであろう現場で働く看護師さん達にお聞きしたいです。この日の私はどうすれば良かったのでしょうか?殆どの先輩ナースに言われた通り男なのに非力だった私がいけなかったのでしょうか?

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No.1
<2020年10月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

わざわざ応援に行ってやったのにという意識をお持ちのようですが、要請がなかったのならぶっちゃけ自分の好奇心を満たしたくてついて行っただけのことですよね。
男性スタッフが介入するのはその膂力を自負して/期待されてのことでしょうけど、女性スタッフと同じことしかできずにワーワーやってるだけならべつに来てもらう必要はないのだし。
何かあったときの責任問題になるので時間外のスタッフがわざわざ業務に関わるのをむしろ嫌う職場もあります。うちだと他病棟から男性スタッフを呼ぶための緊急コードがありますのでそちらで対応します。

あと患者が興奮してる現場でハサミなどの刃物を取り出すのってとても危険です。うちならあり得ないです。力任せに手ぬぐいを引っ張るのではなく、男性スタッフの力を患者の確保と固定に使えばよかったと思います。首がしまらない向きに上肢を固定し親指をはがせば握る力は弱まります。
精神科じゃないならそういうときの対応に不慣れでも仕方ないでしょうけど、10年も悩みつづけるくらいなら次こそ力になれるように暴れる人を傷つけずに取り抑える方法でも調べたらよかったのにと思いました。CVPPPの技法なども参考になると思います。


No.2
<2020年10月27日 受信>
件名:後ろは振り返らず、前を向いて歩きましょう!
投稿者:匿名

一般の男性看護師のイメージは女性より力が強い、よって力仕事など、女性が出来ない事をやってくれるという思い込みがあります。
NKさんが力任せに患者の手拭いを除去したら危険と判断したわけですから、それはそれで良いかと思います。
ですが、他の看護師は知るよしもなく、NKさんに男性として期待していたのだと思います。
よかれと思い、したことが、裏目に出ることありますよね。
後で説明したところで言い訳と捉えられてしまう可能性もありますし....。
悔しい気持ちわかります。

私は女性看護師ですが、同じような体験しました。
介護施設に勤務していますが、力が余りありません。年齢的にも弱っているみたいなのですが、同じ世代の職員と比較され、嫌な思いをしています。
「あの看護師はあなたより、細いのに」とか、「あなたの体型(中肉中背)で、患者を持ち上げられないはずはない」と男性看護師や、介護士に言われ、力があると勘違いされています。
ですから、出来ないと、わざとやっていない、仕事をサボっていると誤解され、いつも、とてもキズついています。
筋トレもしているのですが、中々力はつきません。
人によって、得て不得手があるのですから、こればかりは以下しかたがないことです。

私はこれが毎日とても辛いです。
力がないことが原因で、介護スタッフから偏見の目で見られています。

こんな看護師もいますから、NKさん、気落ちしないでください。

それに、もう、10年前の話なんですよね?!
今も、そこに勤務しているのですか?
だとしたら、その事で誰かに言われる事があるのですか?

NKさんは、たまに思い出し、さぞかし悔しかったとお察し致します。
NKさんの言い分があるのに、非力だと言われ....。
でも、患者さんは助かったわけですし....。
NKさんはNKさんの判断で決めたのだから、他の看護師にどう思われようとそれはそれでよしとしましょう。

もう、後ろは振り返らず、前を向いて歩きましょう!
というより、前を向いて歩くしかないのです!!


No.3
<2020年10月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

自分も病棟で働く男性看護師です。
看護も介護も男性は増えてますが女性が多く力仕事では必要とされ段々と当たり前のように使われます。
男性だからといって腕力を求められても困ります、書かれている状況から思うに緊急事態に駆けつけたことを評価されるべきですし指示を出している看護師がいないことを話すべきだったのではないかと、なんだったらセクハラで抗議してもいいくらいです。しかしながら本気を出せばほとんどが女性より男性のほうが力は強いので頼られるのは仕方ないことでしょうがないことなのだと思います。お互い頑張っていきましょう。


No.4
<2020年10月28日 受信>
件名:それでよかったのでは
投稿者:匿名

もしかしたら力任せにやったら
結果が変わっていた可能性も高いと私は考えました。
力弱すぎとか筋力つけろ等というのは、
まぁたしかにそのようなケースでは力がモノをいう場合もありますが
他のスタッフ達が単純にストレスや怒りをぶつけたかったからだとも
思いました。


No.5
<2020年10月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

命に関わる状況なら、妊婦の時でも必死に押さえつけたり、心臓マッサージをしましたよ。
精神科や脳外でも、力仕事が必要だから男性の看護師が多く配属されます。それは、男女差別でもなく、身体能力として男性の方が筋力が強いですからね。個人差はありますけど。

答えは簡単です。
全力で力を使い、手拭いをとる!

心臓マッサージをして、肋骨骨折することもありますからね。
新人で、力加減がわからずに戸惑ってしまったことは理解できますよ。

逆に聞きたいですね。
10年の経験があって、同じ状況になったら、どうしますか?
新人の子にはどう声をかけますか?
あなたは、もう当時の先輩たちと同じ立場になっています。10年もトラウマに感じる出来事、特に男性はプライドが高くて指導に苦労しますが、あなたはどう接しているのかな?

何かあってバタバタしてるなら勤務外でもかけつけますよ。
急変時は、あとは記録だけ!と残業してるときでもかけつけますし、朝の情報収集してるときでもかけつけますよ。


No.6
<2020年10月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私はナースマンと仕事をしていてやはり力量が自分より上回る様子をみると「さすが男の子ねえ」と思います。だってそれは男女のもともとの差もさることながらそれだけ仕事量が違うということですもの。2人の女子が一つを持ち上げることを1人の男子が1つを持ち上げる効率性を言っています。
十年前の出来事がいまだに忘れられないんですね。可哀そうにトラウマ・わだかまりになってしまわれたんですね。非力さを言われたことが口攻撃に感じたのでしょう。主様は他人を決して攻撃などしない穏やかでお優しい男性なのです。
じゃあ非力さそのものはどうなのか、やはり大事な目の前の女性を守るのには平和な日本にはさほど不要かもしれませんが力技が備わっている男性が魅力的です。でも、この件に関しては相手は患者。はさみを取り出すまでのわずかでも時間稼ぎができたのだし、何より命を落とすことが無かったという結果オーライで忘れてしまいなさい。
人間生きているといつもとは違った自己感情とその行動に「なんであの時あんなことをしたり言ったりしたんだろう」って悔やむことってあります。ホルモン的なのかは他からの何らかの影響なのかわかりませんがいいこともあるけど悔んだ時には自分を責めてしまう。時間が優しく忘れさせてくれることもあるけど封印できないときは本当につらい。でも時間を戻せない以上をそれを背負ったまま生きていくのか、肩の荷を下ろすのか、それは自分次第です。ただし法的に裁かれる罪は論外です。
この件に関しては主様の人生で糧になることは見受けられません。業務時間外の一コマだった、ぐらいの受け止め方でいいのではないでしょうか。
筋トレはして損はない、ぐらいで。


No.7
<2020年10月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

その先輩も興奮状態の中で出た言葉で気にする必要はないと思います。複数の看護師がその場におり貴方は貴方が考えた対応をしたまでの事です。その患者がその様な行動に出る前にもっとフォロー出来ていれば良かったのでしょうけどね。出来る限りの事を貴方はしたのですから問題はないと思います。


No.8
<2020年10月28日 受信>
件名:無題
投稿者:なすま

そういういつまでも忘れられない出来事ってありますよね。私も同じようなことがたくさんあります。20年ぐらい看護師をしていますが、理不尽な事は今でも忘れません。NKさんのした事は看護師としても人としても間違ったことではないと思います。心ない人がたくさんいます。看護師とはそういう生き物であるということを私は思っています。もちろん私もその1人ではあります。個性を生かしてとか個別性をとか倫理的にとか…そんなことを言う割に性格が悪い人が私の周りにはたくさんいます。そんなふうに図太く生きられたら良いですよね…。楽しいだろうなって思います。話しがそれましたが、あなたの判断は良かったと思いますよ。


No.9
<2020年10月29日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

いや、結果論としてうまくいかなかっただけで
人目の少ないところで急変に対応するのは
大変だし危険ですよね。応援頼むところでしょう。
対応できる人が駆けつけるのは、責められることじゃない。
逆の立場でもそう思いませんか?
役に立てなかったからと言っても応援に来てくれた人を、余計だった!と思いますか。
思いませんよね。
新人で経験が浅くて思うような行動が取れなかった過去は誰しもありますよ。
悔やまなくていいと思います。


No.10
<2020年10月30日 受信>
件名:人生模索
投稿者:匿名

どうしてあんなことをしたのか
どうしてそうしなっかたのか
人間ってどう転んでも後悔する生き物なんだそうです
自分含めて面倒くさい生き物なんですよ
結果なんて誰にも分らない
遠い日の記憶として此れからの教訓だと捉えられればいいですよ
人生まだまだ
お互いもう少しだけ頑張りましょうね


No.11
<2020年10月31日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

タラレバだと思います。
結果だけを見る人から何かを言われても、私なら気にしない。
重要なのは、その時、現場に居てあなたが「最善を尽くした」と言えるかではないでしょうか。
 あの渦中にあっては「何が最善だったか判らない」、「いや、こうすればよかった」等々の振り返りがあるかと。
 私も10年以上前に自分が判断したことを未だに思い出す事ありますよ。
私も後で同僚から判断に誤りがあった等いろいろ言われました。今も正解は見つかりません。
でも、その時自分に出来る最善を尽くしたなら、それでいいのではないかと思います。
フィードバックして、次に活かす、それが重要ではないでしょうか。
そして、その勇気と能力を貴方は持っている。
 責められたことに気を逸らされないで、ことの本質を見失わないことが肝要かと思います。


No.12
<2020年11月11日 受信>
件名:よかれと思っても、動かない
投稿者:匿名

この仕事長くやってますが
自分がこうしたほうが良いと思っても
頼まれるまで動かないほうがベストです

よかれと思って動いたら
あなたのように
これでよかったのか?と振り返ることが多かったし
徒労に終わることが殆どでした

お節介、首を突っ込む、やめてます
シフトも業務も頼まれたときだけ快諾するほうが良いです


No.13
<2020年11月12日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私も。
自分の仕事か終われば後は任せて帰ります。
手を出してしまうと責任も発生するし、それに担当の方もいるので。


No.14
<2020年12月01日 受信>
件名:Re:あの日自分はどうすれば良かった?
投稿者:NK

NKです。みなさん色々な意見ありがとうございました。これを投稿したときは10年前のこの出来事をふと思い出し、無性に気になってしまったのですが今は少し落ち着きました。

夜勤者を手伝う・手伝わない、手拭いを本気で引っ張る・引っ張らない、その他の最善なやり方など意見が分かれているのを見て考え方は人によってやはり違うのだと思いました。

今回のケースの場合、自分は当時の夜勤者に手伝ってと言われたわけではなかったのでNo1さんの言う様にそれこそ好奇心で追いかけた結果でした。無闇に首を突っ込むべきではなかったと改めて思います。尤も当時の職場環境的に他のスタッフが慌ただしい中で気にしないようにするとそれはそれで言われてた気もします。

他の勤務帯の人へのヘルプは状況次第ですね。どういう経緯であれ患者の緊急事態に遭遇したのなら出来る限りのことを、それこそ勤務帯関係なくやると思います。基本は勿論No12.13さんの言う通りだと思います。

No2.3さん>>
力だけが重要なの?と思ってしまいそうなること結構あります。人を相手ましてや皮膚が弱い高齢者は力加減間違えると逆に危険な目に合わせるのに。純粋な力そのものではなく力の使い方(ボディメカニクスとか)、技術が重要だよねと思います。不穏の患者相手には力がもの言う時もありますが単純に力が弱いだけで終わってしまう指導はおかしいと思います。  

No7.8さん>>
当時の夜勤者の心境は今となっては知る由もないですが自分が逆の立場の場合、応援に駆けつけ必死に対応したスタッフに文句を言う発想自体ありません。尤もこのケースのようなことは後にも先にもこれだけでしたが。

 
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