医療関係者の方に質問です。
ペースメーカーの設定がVVI90で設定されてる患者で、最初はallペーシング90でした。
鎮静し、患者が寝出したころからPVCが散見するようになり、気づけばHRが83〜89とかになり、設定の90を下回ることがたびたび見られました。
不整脈が散見していたので、空打ちして脈と感知されずに90台を下回っていたのでしょうか?
うまくペーシングできていなかったのでしょうか?
他に何か考えられる原因は何がありますでしょうか?
なんでだ?っと感じたのに自分の勤務が終わるまで様子をみていた自分に反省するばかりです。
VVI設定なので、心室の自発興奮(主さんの症例の場合、心室性期外収縮)が起こっているのでPMが心室刺激を抑制しているのだと。
PVCが散見しているとの事なので、ある一定の期間心室性期外収縮で心室が収縮すれば、PMからの電気刺激は出なくなります(抑制 I)。
あまりPVCが続いてHRが90を大幅に下回る様なら、レートの設定変更もあるかもしれないですね。
波形の見方は難しいですよね。疑問がある時は先輩や直接医師に聞いてみても良いと思います。
波形を見てみないことにはペーシングフェラーが起こっていたかどうかわかりません
ペーシングスパイクは入っていましたか?
質問文に書かれているような「空打ち」というのはどういう状況のことをさすのでしょう?
Afの場合に空打ちという表現は見聞きしますが…
もし万が一、ペーシングフェラーが起こっていたとしたら悠長に様子を見ていられませんし、PVCが増えたなら抗不整脈薬を増減しないといけないかもしれない(抗不整脈薬の副作用で、逆に不整脈を誘引している可能性もあるため)
様子観察という判断や行動というのは、責任が重いですよ。先輩や当直医に報告する義務があります。
次からはすぐに報告して指示を仰いでください。
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