はじめまして。現在32歳、特別支援学校で教員として働いています。
ここ数年、訪問教育といいまして、健康上の理由で学校に通ってくることが難しい、在宅療養児のいるお宅に伺って授業をする、という仕事をしてきました。
子どもたちは、呼吸器や酸素療法を行っていたり、吸引等が頻回な子がほとんどです。
そういう子ども達の教育に携わるようになってから、ご家庭が抱える苦労を目の当たりにするようになり、また直にご家庭にいらっしゃる訪問看護師さんと接するようになって、訪問看護師というお仕事に興味を持つようになりました。
私が今携わっている仕事もとても大切ですし、やりがいのあるものです。
ただ、医療職ではないので、看護師のいないご家庭内では全く医療行為には携われず(学校は看護師が常駐しているので、試験を受ければ子どもたちの栄養注入や吸引に携われます)、寝る間もなくお子さんの介護をされている保護者を目の前にして、自分の無力さを感じています。
そして、在宅療養をする方々(障害児・者やご老人)とそのご家庭の生活を支える仕事に就きたい、という思いが強くなってきました。
この年齢で、看護師資格への挑戦は厳しいでしょうか?
また、訪問看護師として働かれている方、実情(勤務形態、給与等々)を聞かせて頂けると嬉しいです。
上記で熱い思いばかり偉そうに述べましたが、現在の仕事が給与も満足、持ち帰り仕事や残業等結構オーバーワークですが、それでも一応暦通りに休みがあり(仕事で潰れることも多いですが…)、夏と冬は長期休暇で遠方の実家にも帰りやすい、他職種よりも子育てがしやすい(現在独身ですが、結婚を控えてます)といったメリットも多く、その職を捨てるのには勇気がいるというのも事実です。
ぜひとも、ご意見お聞かせ頂ければと思います。よろしくお願いします。
支援の必要な子供さんの教員をされていて、医療ができない、歯痒さ、力になりたいととても向上心があり、素晴らしいと思います。
私は訪問看護師の経験がありますが、結論からいうと今の教員を続けていかれる事をお勧めします。
教員としてではなく、訪問看護師として働く為の情報が欲しいのですよね?
恐らく、看護学校に入る事は教員であれば困難な事はないと思います。ただ、訪問看護師は卒業後新卒ですぐは経験がない為、難しいです。やはり、病棟で経験を積む事をお勧めします。
訪問看護師は1人で的確な判断を求められます。ちょっとした異常を見逃さず判断はやはり、病棟での経験がものをいいます。
そうなると、訪問看護師までの道のりは、長いスパンが必要です。
医療の知識がある教員として、3年間学校行くという考えもありますが、看護学校としては、看護師として就職しない方を分かって入学させるかどうか?
入学時は完全に看護師になりたい、という目的を面接で話し、何年かの病院勤めをし、医療の知識を持った教員として働くと最強かと思いますが…
そこまで、時間と労力とお金をかける必要があるかな?と思います。
以前教員だった方が教員を辞めて看護師目指している人はいました。親との関わりに疲れてしまったそうです。
客観的に見て、今の教員に問題ないなら、教員を続けていかれたら、と思います。結婚控えているならなおさらです。
訪問看護師は看護師の中でも、向き不向きがはっきり分かれます。
私は好きでした。
訪問看護師は絶対無理!っていう看護師もいっぱいいます。
熱い思いをもっておられて、胸に響きました。
さて質問ですが、「この年齢で、看護師資格への挑戦は厳しいでしょうか?」については、年齢は関係ないと思います。
資格取得に最低三年間費やしますので、その期間の生活費や学費について、どこまで余裕があるのかがポイントです。
また、就職してすぐに訪問看護ができるかといえば難しく、三年以上は病棟経験を積んで、異常と正常の判断、対応、治療の流れ、急変時対応などを知る必要があります。
病棟と訪問看護の違いは、看護師の判断に尽きると思います。
病棟の場合は、異常の早期発見と医師への報告、対応が主な仕事です。
ところが、訪問看護の場合、判断材料が少ないなかで、利用者さんの身体状況を確認する必要があるため、それまでの病棟経験がものをいうので、いろんな症例をみておく必要があります。
「実情(勤務形態、給与等々)を聞かせて頂けると嬉しいです」については、
ほぼ長期休暇は取れないと思ってもらった方がいいと思います。
相談者さんの今のお仕事である教育の場合、夏休みや冬休みがありますよね。
しかし看護は365日休みなしです。
訪問看護の業界は、まだまだ人手不足であるため、求人は多いし経験は問わないのでしょうが、その反面、休日は取れにくいです。
正社員の場合は、夜間オンコールがあると思います。
パートなどでオンコールなし、平日のみなどの働き方もありますが、その場合の給料は手取り20万円あるかないかです。(地域にもよります)
管理者なら、手取り40万円ぐらいあるらしいのですが、夜間も土日もなく、残業ばかりで長続きしなかったり、人手不足や利用者不足で事業所が倒産することもあります。
現状はこのような感じですが、何年か経てばもう少し待遇が良くなるかもしれないし、今と変わらないかもしれません。
そもそも、看護師自体が昔に比べて、今は専門性が高くなっています。たった20〜30年でガラッと変わりました。
私の友達は看護師経験20年目にして病棟から訪看に転職し、これが自分にとっての天職だと言います。
ハマる人にはハマる仕事なんでしょうね。
また、全国どこでも働けますので、田舎に帰ることになってもすぐに就職先は見つかります。
長文失礼しました。
特別支援学校で看護師をしています。
主さんが日々の訪問教育で訪問看護師の仕事に
興味を持ってくれたことを嬉しく思います。
私はたまたまの巡り合わせで特別支援学校に勤めることになり、
学校の先生と一緒に働くことになりましたが、
時間通りに帰る人と遅くまで残業している人といろいろですね。
学校では子供たちの滞在中はびっちりと一緒にいられますが、
訪問教育では週に二日午前とか午後だけで接する時間は短いですよね。
訪問看護もそんなに長い時間は設定されていません。
実際に働くとだいぶ理想と離れるのではないでしょうか。
福利厚生の面では公務員の教員ほどいいものはないような、
同じ県立でも県立病院看護師はもとより、事務員だってなかなか
年休を使えることはありません。
学校では使おうと思えば上司から希望を断られることはないようですし、
産休や育児休暇は同等にもらっているようです。
ただし、訪問看護は公立でやっている施設は少ないように思います。
私立であればさらにいい待遇の場合もあるかもしれませんが、
私の地域では、公立より良いところは滅多にないというか知りません。
看護学校への進学は学校の先生であれば難なくできるでしょう。
訪問看護師は一人で担当者のところで看護するので、
何年かは病院に勤め技術や観察眼を養わなければ採用されません。
40才前には訪問看護師になれると思います。
あなたは教諭(正職員)で、臨時ではないようですね、
正職員であれば看護師への転職はひきとめます、
臨時であれば、、、、
それでも転職はすすめません。
お疲れ様です。
業界を10年以上経験した、社会人経験者です。
看護学校入学する前は、介護員として働いていました。
えりさんのように歯痒い想いをしていて、現場を知った上に進学しました。
結論から申し上げます。
収入、暦通りの休日と休暇がおありでしたら、いまのお仕事から動かない方が、賢明です。
このサイトをお知りになられて、看護学生のサイトや悩み相談のサイトをまだご覧になられていませんでしょうか。
ご苦労の投書が数多くあります。
給料も高いと都市伝説の如く、言われているのですが日勤だけでは私の場合18万円プラス旗日出勤と会議残業や業務外勤務(上司が認めた場合)
手当がひと月後に支給されます。
場所によりけりで、全く残業代が出ない処を経験しています。
知識程度にとどめていた方がよいと思います。
気持ちが折れてしまいますよね。
申し訳ありません
さっそくのお返事、ありがとうございます!
そして皆様のご意見を伺い、冷静になれました。
私生活でも変化を迎えようとしている今、やり慣れている、しかも恵まれた待遇の仕事を辞めるのは賢明ではないですよね…。
今の仕事は、どなたかが回答の中で触れていらっしゃったように、保護者との関係にうんざりすることも正直あります(でも、人間関係の煩わしさは、どんな職種にでも多かれ少なかれ付きまといますもんね)。その他にも、教員同士の関係や大きな組織で働くことの煩わしさなど…。
立場上、医療行為の他にも出来ないことがたくさんあって、「目の前で困ってるご家族がいるのに!!」という気持ちから、実際にご家族の役に立たれている訪問看護師さんを見て憧れを抱きました。
決して諦めるのではなく、自分の中にこういう気持ちが湧いてきたことを大切にしながら、色々なことに目を向けてじっくり時期を見ながら考えたいと思います。
色々なご意見、本当にありがとうございました。
看護師から、教育の場である養護教諭になりたい方もいます。
看護師は、医療行為を行うことが出来て、それを目の前にして、看護の資格に興味を持たれたとのことは、ある話です。
生活を支える仕事がしたいとは、身体の支援に携わりたいとの思いのことでしょうか。
義務教育など、学問を教える教員の仕事は、大切です。体が不自由でも、人として学ぶ、喜びもあります。特別支援の教員も、勉強を通して福祉の必要な方の関わりが持つことが出来ます。
資格を取るのでしたら、休職制度が使えるなら利用し、実際資格を取ることは、良いことです。養護教諭や、特別支援学校の看護師も、良いと思います。
実際、教員から看護師に転職した方の意見も聞きたいですね。
教員、看護師、どちらの、自分はプロとしての経験を積みたいですか。
私でしたら、資格を取れるなら、教員を続けながら取り、その後は、学校の中で養護教諭や看護に移ることも検討します。
教員は、持ち帰り仕事など、準備などいろいろあるようですが、やりがいもあるように思います。
医療処置のことだけではなく、体調管理をした生活が出来るようにとの思いや、体調に関する声かけは、看護師ではなくても、教員としての関わりでも行うことが出来ます。
特別支援学校の教員さん、すばらしいお仕事ですね。
数が多いわけではないので、そちらの道を極められることを勧めます。
障害がある子の教育は特殊で、健常者以上にその子の一生を左右します。
主さんにスペシャリストになってほしい。
新たに回答して下さった方々も、ありがとうございました。
確かに、教員から転職なさった方のご意見は聞いてみたいですね。
そして、今の仕事を素晴らしいと言ってくださった方々、本当にありがとうございました。
上記のお返事でも申し上げましたとおり、今湧いているこの気持ちを捨てるのではなく、でも、今出来ることに目を向けて日々の仕事を一生懸命頑張りたいと思います。
色々なご意見を聞かせて下さって、ありがとうございました!
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