こちらの掲示板に最近、お邪魔するようになったおばさん看護師です。
学生さんも若い看護師さんも深刻な悩みを抱えながら頑張っているのを見守るひとりです。
いつの時代も「最近の若者は…」が、定番の決まり文句です。私の時もありました。
私が新卒の時は、先輩達から二言目には「新人類だから…」と馬鹿にされていました。
プリセプターもマニュアルも無く、先輩が口頭で説明することを必死で書きとめ、課題レポートを書かされ連日ダメ出しの嵐。
先輩に聞いても「1度で覚えなさい。2度言わせるな。先輩の仕事ぶりを見て学びなさい!」まるで師匠に弟子入りしたような指導でした。今の言葉でいうパワハラ、モラハラにあたることも「新人指導」でした。
当時、定年間際の看護師の武勇伝は出産ギリギリまで夜勤をした…とか、超人的なものでした。看護部長の自慢は記憶力で、若い頃はバイタル測定のメモは取らずに受け持ち患者すべての測定値を暗記した…とか。
(いつの時代?それって正確なの?と、今ならツッコミを入れたくなります。)
もちろん私達はそんなことはしませんでしたが。挙げたら、きりがありません。
しかし、私達が受けた新人指導の方法は代々、先輩から後輩へと当然のように受け継がれたもので、誰もおかしいとは気づいていなかったのです。
プリセプターが導入されて、新人指導のあり方を見直すようになり、効果的な教育方法に関心を持ちました。
年齢を重ねる毎にジェネレーションギャップに戸惑い、はからずも「最近の若者は…」と言っていました。
その後、縁あって看護学校で働き始めた時は学生が「宇宙人?」かと思うほどのカルチャーショックでした。
私も「元 新人類」。人のことはいえませんね(^_^;)
しかし、看護を探求する者同士というところで共に学び、語り合う中で理解できるようになりました。学生達の学ぶ姿勢に、忘れかけていた自らの初心に帰ることが出来ました。
いつからか、若き後輩たちを見下し傲慢になっていた事を深く反省しました。
後輩を育てる事は自分を育てることでもあります。教育は共に成長していく「共育」なのだな~と、やっと気づいた今日このごろです。
こんにちは。
この投稿を見て、今まさに感じていることだ!!と思いました。
私は30代ですが、最近転職をしました。
給料も休みも安定はしているし、地元でも「いいとこにお勤めね~」なんて言われる職場ではあります。
しかし、それって内情知らない親戚や近所の方の妄想(笑)
ありえないくらい封建的で昔ながらのシステム、効率の悪い作業内容。
その中でも一番感じるのが教育面です。
マニュアルは一体何年前の?ってくらい古く、安全面や管理面でも不備が多い。
だからマニュアルを基本にというより、指導者の口頭での説明と見様見まねで業務を習得する日々。
サービス提供とは程遠い意識の医師も多く、設備も古い。
最低3年は勤めるようがんばっていますが、理不尽な上司も多く、とにかく古いという印象しかないです。
以前の職場ではプリセプターもしていたので、常に新人に時に自分が変だと感じたことや嫌だった部分は同じ思いを後輩にさせないよう改善に取り組んできました。
今は自分が新人の立場。
がんばるしかないけど、働く人のモチベーション向上も考えてほしい。
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ナースの休憩室(雑談掲示板)