ナースの休憩室(雑談掲示板)

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看護師の労働環境は異常

<2015年03月02日 受信>
件名:看護師の労働環境は異常
投稿者:匿名

私は会社員を10年以上したのち、看護師になりました。看護師になり、就業規則の過酷さに驚き、二年が経過したところです。就業時間の一時間前にきて、情報収集、点滴作り。これはサービス残業?なぜ就業の流れに書いていないのか納得いかない。夕方の緊急入院対応でサービス残業。雇用形態は入職したあと、一年間は非常勤扱いです。と言われ、普通の企業ではありえないことばかりです!同期の看護師は現役生の為、労働条件、賃金についてはちんぷんかんぷんですし、先輩看護師も20代後半が集まっていますが、看護師とは責任が重い仕事だからと、嫌ならやめたら!で話ができません。もちろん、生活の為の仕事なので辞めませんが。仕事はどこで何をやろうとも責任が課せられます。ここで社会人を経験して看護師になられた方が、似たような気持ちなんだと知り、少し気持ちが軽くなりました!

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No.1
<2015年03月02日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私も看護師になって数年はちんぷんかんぷんでしたね。
もともと奨学生と言う名のお礼奉公組だったので、雇用形態とか世間の常識とかないようなものでした。

確かに高卒すぐだったので知識もなく、自分が置かれている状況が過酷だとは思いませんでしたが、だからこそここまでやってこれたのかも。
苦労を少しでも味わうことができていい経験だったとプラスに考えます。

しかし主さんは社会人としての経験もあるのでかなりギャップを感じるのでしょうね。

私は1ヶ所しか勤務した経験もないので、他を見てきた看護師たちの方がそれを強く感じることは当然だと思います。

点滴作るために2時間も早く行ったこともしょっちゅうでしたが、さすがに途中でおかしいと思いました。
でも上長の考えにもよるんですよね。
それからは1日2人が就業30分前くらいにきて始め、他の人は後から合流して作る。指定された2人は30分の超過勤務を提出することでなんとか話が収まりました。

情報収集のために多少早くくることは仕方ないと思っています。
申し送りがあればそれだけで拾える情報もありますが、やはり記録から拾いたいとか久々に受け持つ人とか、休み明けとかだと心配なのでウォーミングアップも兼ねてって感じでした。

きっと就業時間内にそれが全てできるのなら早い出勤を強いられることはないのでは?
それができないなら早くきてやってねという、ある意味圧力?風潮?なのかな。

でも職場を選べばそういったことがない所もあると思いますよ。
情報収集もいらない、点滴もない、入院患者がいないところだと条件に見合う所があるかも。

多少は妥協することも必要かなって自分には言い聞かせてます(笑)


No.2
<2015年03月03日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

主さん、こんにちは。ええ、はい、私も同じ様に感じていたのですが、徹底的に鍛え(?)られました。例えば日勤だと、終業時間ぎりぎりに入院が来ると、当たり前にサービス残業です。おまけに、仕事が遅くなると師長は「病院に泊まっていけ」と言う。看護師の泊まる場所なんてないんですよ?5日勤でそれを言われると、さすがに怒りが込み上げます。師長に、「学生時代、実習の時はどうしてたの?」と聞かれ、寝ないで記録を書いたと答えると、「じゃあ、ここでもできるでしょ。夜も残って夜勤の練習をしてよ」と言われていました。
新人時代だけではないですよ。
こちらが真面目に仕事をすると足元を見て、無理を言ってきます。2交代のところでも3交代のところでも、そうやって大抵「挑戦的」「挑発的」な態度をとられてきました。
私が他の仕事をしていたことを言わなくても、履歴書に書いたことを言いふらします。
そして、やれるもんならやってみろ、みたいな態度。
パワハラだと思っています。


No.3
<2015年03月03日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

同じ思いを抱える者です。
私も、10年ちょっとの社会人経験の後に、看護師になりました。
以前の会社では、労働者の権利として当たり前だったものが、看護では違い、自己犠牲が当然って感じなんですよね。

自分たちで自分たちの首を絞めるような、と言いましょうか。
自分たちで自分たちの地位を下げるような、と言いましょうか。
変な世界なのに、そこの住人たちは変が当たり前で、
正しいことを言う人の方を変だととらえている。

みんなが前残・後残しなくていいように、残業したら賃金が発生するように改善した方が、自分たちも心身に負担がかからないし、プライドを持って仕事ができるのに。
(前職では、「サビ残をするという行為は、自分の労働を『労働』とみなしていないことになる(堕としていることになる)、君はちゃんと働いているのだから、残業はつけないといけない、それくらいのプライドを持ちなさい。」と言われて、15分残業しても賃金が発生しました。)

看護師だろうが、会社員だろうが、有給消化できて当然なのに、看護ではお互いが、取らないのを当たり前と言って、人にも取らせないし、自分もとれない、それが当たり前な世界って…。
井の中の蛙…。
海も山も草原も知っているカエルが、草原の話をしても通じない。

お山の大将?…。
看護師で入職したばかりの頃、
私は当然のことと思ったことを、師長に聞いてみたら、
「ここはちゃんとした組織なの、組織には組織の決まりがあるの、組織を知らない人はこれだから…。」と言われましたが、

師長の言っている組織って、田舎の赤字病院(赤十字ではないですよ、業績が赤字な病院)、看護師300人の組織…、
私は前職で、全国に支店があり、業界2位、系列会社もいくつかある3000人の会社で働いていたのです。だから、組合もしっかりしていて労働者の権利が守られていたのですが…。
「これだから、組織を知らない人って」と、言われる筋合いはないですが、
井の中の蛙に言ってもしょうがない話なんですよね。

当然の権利を主張しないのが、当たり前。
やっぱり自分たちで自分たちの首をしめていますよね。
お勉強は出来る人たちなのですが、ある意味バカだな、と思っちゃいます。

失礼しました。


No.4
<2015年03月03日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私も前職10年以上経験し、助産師に転職しました。
業界が違うので比べようもありませんが、病院てこんな感じなの?と違和感いくつか感じます。
私の職場は比較的朝もゆっくり、残業少なめだし残業代は請求できます。

まず、自分の年休を好きな時に消化できない。師長のきまぐれで時々つく年休。自分の休みなのに、何で??

看護協会と看護連盟、強制加入。多額の年会費取られますが、メリット感じません。

休日の勉強会はほぼ強制参加。

でもでも、別に改善しようとか思わないし、そういう業界なのねーと割り切ってます。
体調不良とかで休む人に寛容なところは、前職場よりいいなと思いますし。
職場違えば色々違くてあたりまえ。いちいち異常とか気にしても、やりにくいですよ。


No.5
<2015年03月03日 受信>
件名:その通りだと思います
投稿者:匿名

仰る通りだと思います。
サービス残業の嵐。
過酷な勤務形態。

医療界はブラックです。


No.6
<2015年03月04日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

サービス残業を強いる割には、いい看護ができているとは言えませんね。
サービス残業をする人間がいる一方で、のらりくらりと楽な仕事ばかりして、残業代を不当?に請求しているような人もいたり。

他の仕事をしてきた人の良さを、全く活かせていないと思いました。


No.7
<2015年03月04日 受信>
件名:♪このイカれた世界にようこそ~
投稿者:匿名

って某北斗●の拳のOPが聞こえそうです。

私は糊口をしのぐため仕方なく看護師になったものです。ほかの社会人経験はありませんが、いくつかの病院や部署を転々とするなかで医療従事者、特に看護師の世界は異常だという思いが日に日に強くなっています。

お互いに首を絞めあってとらせない有給、意味不明の労基違法時間外勤務、同僚の悪口、職場内モラルの低さ・・・枚挙に暇がありません。最近同僚がハラスメントで休んでました。しかもそのハラスメントには副師長までが加担し師長は見てみぬ振りとういう酷い有様でした。部署移動申し出ましたよ。

マジ転職したい


No.8
<2015年03月04日 受信>
件名:そうそうそう!
投稿者:焼きナス

 看護師しかやっていない者ですが・・・

 10年「仕事ってこんなモノなんだ」と働き、結婚しました。
 そこから3年・・ブラック企業・・なんて言葉がニュースに出てくるようになり、主人が一言・・「看護師って、ブラックだよね」
 
 え?えぇ!?看護師がブラック!?驚きました。

 それまで、正直理解できなかったんです。主人の勤務が・・
残業が続くと、残業分として休みになる事。「来週休み貰おう。今週残業してくるよ」という、自分でいきなり貰う休み。この人、クビにならないのかな・・と不安になったものです。

 しかし、そういう事がOKな職種もあるんだと、3年かかって理解しました。(笑)

 看護師・・正社員採用でも、試験期間が長い。残業代は師長が判断して全員分をつける。「風邪で休みます」と連絡すれば、「熱は何度?病院行った?」などと詳しく聞かれ、「それくらいの熱なら、おいでよ。薬あるから」と出勤。休みの希望は出せるけど、有休ではなく、公休で賄う。
 辞めたいと言えば、師長や部長が優しく諭し、続けられるように説得する。優しいなぁ・・と思っていましたが、「辞めさせない」って事なんですよねぇ・・。

 勉強会は勤務後や休日。遠方の勉強会も、公休で自費・・これも普通じゃないんですよねぇ・・

 仕事ってみんなこんな感じなんだ。責任あるんだから・・と思っていましたが、主人が私をねぎらうために行った言葉、「看護師ってプラック」この言葉に納得してしまい、モチベーションが下がり始めた今日この頃です・・。


No.9
<2015年03月04日 受信>
件名:ブラック企業
投稿者:ガーベラ

 私もOLして看護師なりました。
ブラック企業です。情報収集するの当たり前。
職人の世界だから?とか納得するようにしていまいた。
国立系ですが、労働法違反でしたね。
1年目から5年目は課題があり、ずーとずーと残ります。何度も何度もレポート書き直し。
前の病院の師長はすごかった。
インフルエンザで病気休暇復帰の看護師に向かって「お前の体調管理はどうなってんや!」これ序の口。
 あと、バイクで事故にあい骨折したら「お前本当に気をつけてたんか!病棟のみんな怒ってる。覚悟して戻ってこい!」やくざですよね?みんなに言われます。
労働局にいったら驚いてた。
「病棟に菓子よりもってきたんか!」恐喝ですよね?
あと、深夜入りで勉強会帰ろうと思ったら腕つかまれて強制参加。
深夜勤務後、ふらふら。異動間もなくて、仕事なかなかできなかった。
早出にフォローしてもらったことを全部言え!と怒鳴られました
おかしくない?こんなやつ今日もその病院で師長しています。
組織も腐ってると思う。
民間なら降格だそうです、
退職したいと言ったら「お前けんか売ってんのか!」と準夜前にみんなの前でいいました。この業界はふつうですか?
本当にこんな師長は地獄に落ちてほしいです。


No.10
<2015年03月05日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

皆さんの書きこみをⅳであるあると思いながら書き込みをさせてもらっています。

私も看護師しかしたことありません。
大学を出てそのまま他の就労経験もなく、喫茶店のアルバイトならあるけど・・・、なので仕事とはこのようなものだと育てられました。

・就労規則には忌引きの設定ありますよね、私は上司に祖父の死亡を報告したとき、公休を切られて休みましたね。
・就業前1時間の事前情報収集は当然のようにですよね。
公・務員系の病院で働いていても、時間外に仕事がもっていかれてもお金は出ませんでしたね。それが私個人のエラーというより、業務上のシステムエラーもね。

ただ、私にはそれが当然のように言われてきたので、わからない部分もあります。こうやって、他の仕事を経験した人がおかしいということで、あ~そうなんだ!おかしいんだ!と思う部分があります。
そのくらい教えてもらっていないし、触れることがタブーなんですよね。


No.11
<2015年03月05日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

確かに異常。
患者を選べないし、平等を求められる割には給料スッカスカだし。
精神的苦痛や犠牲にもお金払ってよね。

給料スカスカなら患者選びたい。
患者選べないならガツガツ給料欲しい。
診察代や入院費は前払い制にして、払えなくなったら退院して欲しい。
お金払わずに医療受けるなんて、食い逃げと同じでしょ。
暴言や暴力奮う患者は訴えたい。
「訴えてやる」と言えば医療者が黙ると思うなよって話で。訴え返してやりたい。

日本の医療界は異様で異常。


No.12
<2015年03月05日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

TVで、ドイツの看護師が日本の看護師の労働環境の悪さに絶句してましたね。
他国から見ても、異常なんだと思います。
「昔からこうだった」「私達もずっとこうやって鍛えられてきたのだからこれが当然」→思考停止してる。本当は、看護師みんなでこんな労働環境にNOと言わなければいけない。ブラック労働を受け入れているのは、自分達の仕事にそれだけの価値しかないと認めているようなものです。


No.13
<2015年03月06日 受信>
件名:no.6
投稿者:匿名

おじゃまします。もしかしたら主さんと私は、看護師になる前の経緯が似ているかも。それと12さんが書いているドイツの看護師の番組、見たかったです!もっと詳しく知りたいです。働き者のドイツ人が驚くほどの日本の看護事情って一体…?


No.14
<2015年03月08日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

もう本当に国際問題にしたいくらいですね。私が学生だったころフィリピン人看護師参入の話題がありましたが、私がフィリピン人だったら絶対日本になんか来ない、米・豪・もしくはカナダ等英語圏で出稼ぎするわと思いましたよ。なによりフィリピン人を馬鹿にしすぎな話。

いっそ中国人看護師でも入ってきて日本の看護現場を壊滅させてくれないかなぁ、なんて考えたり。
日本の看護労働環境は一旦滅びでもしない限りよ良くならないばかりか何が問題かも分からないのかも。


No.15
<2015年03月08日 受信>
件名:無題
投稿者:12

6様、番組は「世界が驚いた 日本スゴーイですね視察団」だったと思います。医療スペシャルのような回で、ドイツの救急医と看護師長が日本の救急病院を視察していました。日本の救急システムやサービスの高度さに感心されていましたが、看護師のシフトや夜勤の状態を聞いたドイツ看護師は、絶句してました。賞賛というより、ドン引きしてましたね。ドイツ人は勤勉ですが、自分達の仕事の価値を貶めるような奴隷労働はしないので…日本の看護師がこのように酷使されている状況は信じ難いようです。


No.16
<2015年03月08日 受信>
件名:世界が驚いたスゴーイですね視察団
投稿者:匿名

普段観ていますが、日本の医療施設の番組を観て居なかったのです(号泣)
再放送、しないかなぁ…ρ(・・、)


No.17
<2015年03月09日 受信>
件名:私もその番組見たかった(泣)
投稿者:匿名

ドイツというか欧米では、看護師の勤務形態はハッキリ区切られています。
日勤の看護師はずっと日勤で、夜勤の看護師はずっと夜勤です。
ちなみに、外来と病院は完全に別の建物です。
(病院の中に外来がありません)
だから、日本のようにローテーションで病棟に行ったり外来に行ったりという事はないです。
それどころか色々な科を回る事も(本人が希望しない限り)ないようです。
みんな学生のうちから、何科で働くか決めています。
だから卒後はずっと小児科とか、ずっと手術室とか、ずっと外来とか、それが当たり前です。
よく『病棟の経験がない』とか『外科の経験がない』等の書き込みを見ますが
日本だからそういう事で引け目を感じてしまうのだろうな~と思います。
だからそういう人には、海外の看護師の事について知って欲しいし、
それを知る事で自分に自信を持って欲しいと思います。

…という訳で、海外の看護師が日本では日勤夜勤ぐちゃぐちゃの勤務とか
ローテーションで色々回るとか知ったらドン引きなのがわかる気がしました(笑)


No.18
<2015年03月09日 受信>
件名:社会人経験はナースだけですが
投稿者:匿名

夫が公務員(医療系ではない)なので、本当に看護師の労働環境は異常だと思います。

始業の1時間前から情報収集とかおかしいですよね、ホント。

以前行きたくもない外部の勉強会に勝手に行かされて、師長に『有休にしてあげたから』とか言われた事ありましたが、正直『は?』って感じですよね。

勉強会なら出勤扱いだと思うのですけど。

勝手に有休減らされても困るんです。


ま、どうせ有休なんて自分から取りたいと言っても取らせてくれないのでどうでもいいっちゃいいんですけど。


No.19
<2015年03月10日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

みなさんの書き込みに同意します。

今、私は転職活動中なのですが、先日、地元の病院の合同就職説明会があったので行ってきました。
何ヵ所か自宅から通える病院の話を聞いたのですが、どこの病院も日勤常勤はない・夜勤の時はタクシー代支給なくタクシーを使いたければ実費で使いたくなければ自力でどうにかして通勤してほしいと言われました。それだと、馬鹿らしくて夜勤なんかしていれないよって思いました。クリニックや老人施設で働けるほどでもないし、私がおかしいのでしょうか。夜勤は絶対してもらうけどタクシー代は支給しないのが普通なのでしょうか。

始業時間より1~2時間早くに来て情報収集や点滴準備をする事や休日を勝手に研修会や行事に使われる事、サービス残業当たり前、夜勤をして当たり前(一人前)みたいな雰囲気など変な事を挙げたらきりがないと思います。

医療業界の当たり前がこういう風だと、働きたくても働けない・我慢して無理をして体を壊す人・看護師以外の仕事をする人などが増えて当たり前だと思います。


No.20
<2015年03月10日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

いやなら、転職するしかないですね。妥協せず、しっかりしたところにいくしかない。しかしながら、そういうところほど当然狭き門なのです。そういうところに必要とされる人材になるしかないでしょう。


No.21
<2015年03月10日 受信>
件名:長生きできない
投稿者:ぽち

看護師ブラック…だから長生きできないし、さみしい人生で終わるんですよね


No.22
<2015年03月11日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

しっかりした病院なんてあるのかなぁ。残業代はしっかり出て、無理なシフトは組まず、パワハラやいじめは厳しく処分して、なんて…
看護業界全体が腐っているように思うんですよね。嫌なら辞めろ、転職しろって、まぁ確かにそうなんですけど、看護界全体の構造的な問題だとも思うんです。根本的な働き方の改善ができればいいのに。


No.23
<2015年03月11日 受信>
件名:20様
投稿者:匿名

20様のお勤め先は、どんなところですか?
とても素晴らしい病院で働いているのですね。


No.24
<2015年03月13日 受信>
件名:よく言ってくださった
投稿者:はる

私も企業でOL8年→看護師となりました。現在ナース8年目です。

何がびっくりって、管理責任者でさえ、基本的な労務管理、関連法規を
知らないってことです。法規を知っててサービス残業させてる訳では無い
ことを知って、あごが外れるかと思いました。

私、3年目の時におかしいと思って言っちゃったんですよね。
新人を朝の6:30に出勤させて採血練習させるのは変だろ、って。
そしたら、師長主任を始め、経験あるお姉様方も
「人の命預かるんだからそのくらいして当然」ていう。
いや、それとは別次元の話だろ、って思いました。
じゃ、毎日遅くまで仕事させて、課題出して、朝早く出勤させて、
それでも若いから、看護師だから、事故は絶対に起こらないの??
あるいは患者からの暴力も、
「病人だから仕方ない、患者が一番つらい。看護師の対応が悪かった」とか。
いや、いや、それ、普通に暴力だし。外でやったら犯罪だし。

この、変な自己犠牲の価値観て、内面化するように教育されるんですかね?
どこでか知りませんけど。

なので、私は環境改善したいと思い管理職になるようがんばりました。
まだ主任ですけど。
医療業界全体がブラックと言われるのも癪です。


No.25
<2015年03月14日 受信>
件名:24様
投稿者:匿名

その通りだと思います。
看護師一筋20年ですが、ずーーっと変な業界だと思いながら、仕事してます。
休日にも勉強会や研修があると参加するのが当たり前、とか、自己研鑽のために自腹で高い研修受けるのも当たり前で、そういう事に参加しないと、やる気が無いとか向上心が無いとか言われる。
患者の暴言にも頭を下げる。
ボランティアじゃあるまいし、奉仕の精神で仕事をさせることもおかしい。

職場の環境も、病院によって違うのは確か。
自分が一昨年、入院した都内の某有名病院は、うらやましい環境でした。
勤務してる看護師のまず見た目がきれい。
身だしなみ、言葉遣い、接遇教育が徹底されていました。
給料もいいし、残業もほとんど無いから、看護師の定着率がいいそうです。
仲良くなった看護師に色々話を聞きましたが、同じ職業でありながら、こんな風に働ける場所もあるのだなとショックを受けました。
条件がいいのは、採用基準が厳しいのでしょうね。
人手不足で誰でもかれでも雇用する病院が多いと思いますが、自分達も選ばれる看護師になる必要があると思いました。

24様のような考えの管理職が増え、このへんてこりんな看護業界が変わる事を、普通になることを、切に願っています。


No.26
<2015年03月14日 受信>
件名:無題
投稿者:匿

はるさん

就労に関する法律は、最近の新卒看護師(特に大卒)は頭に入ってますよ。また、最近の国試では労働基準法は出てきたりするので。なので、新卒の方々ほど労務に関しての疑問や不満があります。しかし、ある程度上の方々は法律に疎かったりするし、自分たちが強いられてきたことだからと下の人間に同じ環境を押し付けてくるんですよね。
どうしてここで「看護師がよりよい環境で働き、仕事に満足し、もっと良い看護を患者に提供できるようになるか」とは考えないのか不思議です。これは一般企業にも言えます。どんな職種も、職員が幸福でないところは、仕事もあまり質が良くない。先進国の中でも、日本の若者の自殺率が高いのも頷けますよ。上の人たちが社会の流れを知らない・乗らないこの環境では、貴重な新人の芽は、どの分野も潰されてしまいます。


看護師は比較的給与面だけは恵まれていますが、ほぼ「経験不問」なのに常に求人がでているのは、やはり給与に見合わない労働環境ですよね。周りには「退職金すごいんでしょ」と言われるけれど、準国家・地方公務員といわれる国・地方の病院勤務の看護師でも、定年までがっつり働いてる人たちの少なさよ…。そして今や病院も潰れる時代。


No.27
<2015年03月18日 受信>
件名:もう1つ言わせて下さい・・
投稿者:焼きナス

 先日、勤務中にこのスレを思い出しました。

 子供を実家に預けて夜勤をしていた夜9時前、いきなり職場に電話が来ました。
「子供が痙攣を起こした!帰ってきて!救急車呼んだから。地元の病院に行くから!」という、実家に呼ばれた主人からの電話でした。後ろでは名前を叫び続ける母と、父の声、「○が動かないよぉ~!お母さん!!」と泣き叫ぶ上の子の声・・・。

 「まだ続いているの?」「とにかく冷やして」「夜勤は抜けられないの・・」そんな事を答えるしかなかった私。

 勿論分かっています。夜勤を急に休む事なんてできません。職場にかかってきたので、周囲の看護師も、医師も聞いていました。それでも誰ひとり「帰りなよ」とは言えません。
熱性痙攣ですから、大事に至る事もないだろう・・・とも思います。

 それでも、初めての痙攣でパニックの家族、搬送されたわが子・・そんなわが子を知りながら、他人の看護をしている母親・・。

 看護師って、特に夜勤中に家族に何かあったとしても、抜ける事も許されない。家族の死に目にも会えないかもしれない。悲しい仕事だなぁ・・と感じた一夜でした。


No.28
<2015年03月18日 受信>
件名:No.22  23さんへ
投稿者:No.20

自分がいるところは、素晴らしいのか不明ですが、それなりに労働基準を満たしたところですね。不満も多々ありますが、妥協するところはしてます。転職経験者ですが、前のブラック職場よりは、ずっとましなんで。
多くの社会人から転職してきた人は、前のころの基準や環境をみたし、かつ一生ものの資格をもてて給料も前より上がる、と夢をみてきて、こちらにきてから幻滅するパターンが多いです。ただ看護師以外でも、ブラック企業はたくさんあるのはちまたのメディア媒体みたってわかること。それをさけるには、それなりの基準をみたした、企業が必要とする人間になるしかない、だからみんな必死で就活する。
看護師だって同じことです。
一昔前は、バイトでもほしいといっていた病院が、不況で転職者が流れ込み、新興の学校大学が乱立し看護学科が増えたおかげで新卒が大量に輩出。結果病院もいまや就職者を選べる時代。前ほど引く手あまたではありません。
なので待遇がそれなりのところは、選ぶ人選が厳しくなっている。そういうところほど、退職者は少ないですし、募集も少ない。
ブラックなところほど、あちこちに求人をだしいいことしかいわない。よほどおかしな経歴、人間でなければ、落とすこともない。
そして入れ替わりが多く、その場しのぎとなる。これはどこの職種でもおなじサイクルです。
根本的におかしな体制が残る職場は確かにありますが、そうでないところも確実にあります。元凶の体制や思考が今のところすぐにかわらないなら、ブラックをさけるか、前の自分が満足していた条件の職種にもどるか、あるいは自分から率先して職場改革するよう動くか、妥協するか。対策を働く側が考えるしかないのでは。
ただ、それとは別に経験上思うのは、何事も、どこの職種職場でも、妥協点は必要になりますね。でないと、どこにも長くは働けません。
自分は前職場の苦痛より、今の不満に妥協したということだけのことです。


No.29
<2015年03月19日 受信>
件名:無題
投稿者:パルマローザ

某病院はいつからだったか、前残業代も後残業代もきっちり払うようになったんですって。しかも何年か遡って払ったらしいですよ。
当たり前ですよね。情報収集も看護業務のひとつなんですから。業務改善と銘打って申し送り廃止しておいて、情報収集は各自始業前にやって下さい、なんておかしいですよね。
私は看護師しかやったことないですからわかりませんが、始業前に一時間早く来て準備しないと仕事にならないような職業って他にあるんですかね?
No28さんの仰ることは一理あると思います。
ただもっと俯瞰すると、我々の業界は大親分である国家の意向に影響されることが多々あるんで、個人の努力ではどうにもならないこともあるのではないでしょうか。
例えば7:1の配置基準。
うちも7:1ですが、確かに日勤で受け持つ人数は昔に比べて減りました。でもDPC病院だから患者の回転率高いし、いろんな監査や看護必要度なんかで記録類も増えたし、より詳細さが求められるようにもなり、楽になるどころか大変になってる。
7:1もDPCも、これやってると診療報酬加算が取れるから。ただし7:1は看護必要度がきちんと記録されてないと加算は取れない。他にも病院が診療報酬加算取るために増えてる業務が沢山あります。
それが本当に患者の利益になるならいいが私にはそうは思えない。医療費削減と病院が儲かることに終始しているだけのような気がする。
私はこういう国の医療費削減政策が看護師の過重労働の一因になっていると思っています。
国家レベルで変えないと我々の待遇は改善されない。
まあ、無理ですね。


No.30
<2015年03月19日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

20番さま
えーと、一応ここは生産性のない愚痴を言ってもいい場所ですよね?
現状を改善するほどの力はない、すぐに辞めることもできない、でも日々の苦しさに耐えられないからせめて愚痴だけでも言いたい…って感じで話してもいいんですよね?


No.31
<2015年03月20日 受信>
件名:No.30さん
投稿者:No.20

よほど素晴らしい職場につとめてるんでしょうね、と皮肉まじり?にきかれたんで、答えたまでなのと、ただの私見ですから、おきになさらず。愚痴だろうが、私見だろうが、このスレは質問ではないので書き込みしてもいいんではないでしょうか?


No.32
<2015年03月20日 受信>
件名:パルマローザさん
投稿者:No.20

国家レベルで変える必要があるのは、誰でもわかっています。自分の文にも、元凶の体制や思考が残っている、と書いてありますが。
国家に意見できない解決できないがやはり職場が嫌でたまらないし我慢できない、と考える人がいるなら、愚痴ばかりでなく現実的に個人で対策できうることをするしかないのでは?といっているだけです。

国は、平成25年までに、さらに病床削減を進めていく政策のようですね。
病院スタッフの待遇もますます別れるでしょう。二次三次の大手をはじめとして、スタッフが優秀で充実かつ、それに見合ったベッド数のところ、反対に回転がはやすぎて自転車操業のところ。その下請けとなる病院となる多くの二次以外の病院施設は、身よりがない、在宅に帰れない人、問題がありいすわる人、認知症や慢性患者で常に一杯でスタッフが足りない、しかしますます診療報酬は削減が厳しくなる、福利厚生なんて建て前、ブラックが増える。分化して格差が広がりそうです。この政策だと、ある程度の職場環境レベルを保った所は辞めない人が多いため、募集が縮小され、選ばれた人がましな労働環境で働ける。あるいは、リストラなども出てくるかもしれないですね。そしてそれ以外の多くの看護師は、結局ブラックな自転車操業のところに流れて来ざる終えなくなるのかもしれません。


No.33
<2015年03月20日 受信>
件名:訂正
投稿者:匿名

平成25→2025年でした


No.34
<2015年03月20日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

23を書きました。私達はみんな看護師として誠意を尽して働いています。与えられた場で、患者さんや、患者さんの家族のために、自分を犠牲にして働いています。
「必要とされる人材」ですか…。
自分は誠意を尽してやってきたし、精一杯働いた。それなのに今こうして看護師の労働環境の中でもがいている。自分は、必要とされていないのか?いらない人材なのか?と否定されたような気持ちにもなります。
これ以上どう頑張ればいいのだろう。
そういう思いで書きました。


No.35
<2015年03月21日 受信>
件名:No20さん
投稿者:パルマローザ

名指しでご意見申し上げたつもりはなかったのですが、名指しで返答頂いたので一応お返事いたします。
ご指摘の「元凶の体制や思考が…」を含めNo28の文面からは国家レベルのことを述べられているとは読み取れませんでしたので、あくまで私見を万人に向けて述べさせていただいたつもりでした。
確かに読み返してみると名指しで反論しているようになっていますね。そんな意図はありませんので悪しからず。
また「国家レベルで変える必要があるのは、誰でもわかっています」のご指摘も、私の周りにはそういう意識を持っている人がいないように見受けらるので、これについても私見を述べたまでですが、No20さんにとっては駄文だったようで失礼しました。

今後の国の政策と医療界の動向については仰る通りだと思います。
そんな中、個人で出来る対策というのは、生き残れる可能性があり、且つ待遇などがマシな病院を見極め、そういう病院に選ばれるように看護師としてのキャリアあるいはスキルを磨き続けろ、ということだと読み取りましたが、合ってますでしょうか。
それもその通りだと思います。

言うは易く行うは難し。
20年以上看護師やってきただけのスキルはあるつもりですが、いろんな事を考えると私にはこんな言葉が浮かびます。

私の勤めている病院も、待遇はまあマシな方だと思います。二次の急性期として生き残れるかどうかは微妙なところだとは思いますが。
2025年といえば私はもう定年間近。それまでリストラされないようせいぜい頑張ります。


No.36
<2015年03月21日 受信>
件名:34さん
投稿者:匿名

現実として職場に耐えられないなら、もっといい条件のところにいくか、妥協するしかない。ただ、条件のいひてもところは募集もすくないし、人選もきびしい。それはすなわち、その病院が求める人でないと入れない。25さんが書いた病院のようなところは実際ありますが、入職基準はシビアです。とあるクリニックは、面接で癖のある人などは見抜いて落とすこともあります。狭い人間関係なので、悪化するとやりにくいからです。
そういう意味で、必要とされる人材、と書いているんです。それぞれの病院でその基準はちがうとはおもいますが。
あなたは自分の仕事ぶりと混同しているようですが、個人の仕事姿勢云々てはなく、ただ単に、そういう現実がある、ということです。


No.37
<2015年03月21日 受信>
件名:パルマローザさん
投稿者:No.20

No.28の名前をだし、その意見をふまえてかかれている内容が、私見の形をとったこちらへの反論と感じたのでレスしましたが、その必要はなかったですね。失礼しました。

中盤のあなたの書いたことは、概ね自分のいいたかったことに合致します。ただ、スキルに関してはちょっと違うかもしれません。転職幅は広がりますが、スキルより、その施設に適合出きる人間かを重視する場合は、スキルがあってもお断り、という職場もあります。
相手方が就職する人間になにを求めるかはそれぞれちがうので、見極めて、その病院施設に選ばれるようになるしかない、という意味で書いています。そのツールの一つはスキル、はっきりとは明示しませんが、新卒なら学力、最近は四大卒が多いので学歴も挙がる可能性はあります。あとは人間性、特に協調性柔軟性などでしょうか。

言うは易く行いは難し、ですが、環境がかわることに現状期待できないかつ、職場がイヤでたまらないなら、行いを易くするしかないのでは。  
でなければ、社会人からの転職者がいう、いままでの条件のいい職種にもどるか、今の現状に妥協するしかないでしょう。 
これが現実的にできる選択肢ではないかと。


No.38
<2015年03月22日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

ブラックでない、良い病院の見分け方とかポイントってありますか?
やっぱり離職率なのかなぁ、でも1年以内の新人を意地でも辞めさせないようにして離職率を下げる職場もありますよね。
以前の職場がそんな感じでした。誰もが知ってる全国的に有名な病院で、看護師なら一度は憧れるようなところでしたけど、内情は酷いもので(^_^;)とにかく離職率を上げないために退職届の受け取りを断固拒否するようなとこでした。私も辞めるまで非常に苦労しました。
求人広告の内容とか見てピンとくればいいんですけど、耳触りの良いことしか書いてないし。
充実した福利厚生をアピールしてましたけど、入職してみたらその恩恵に預かってる人なんか1人もおらず汗 いやぁひどい目にあった。職場見学にも事前に行ったけど、職員は「人間関係もよくて教育も充実、有給もキッチリとれます」みたいなことしか言わないし。
看護の世界自体ももっと働きやすくなって欲しいし、自分が今存在するまともな病院に選ばれる努力も必要だと思うんですけど、まともな病院って応募の段階でどうやって見分けたら良いですかね。もうブラック病院は懲り懲りー!


No.39
<2015年03月22日 受信>
件名:No20さん
投稿者:パルマローザ

何度かのやり取り、また他の方へのレスを拝見した中で、No20さんの
ご意見には納得同意できる部分もあり、またできない部分も残りました。
しかしこれは個人のものの見方や考え方、価値観に依る相違と思いますので仕方のないことなのでしょう。
これ以上の議論は、個人の労働観に基づく持論の押し付け合いになる恐れがあり不毛であると判断致しましたのでこれにて失礼させていただきます。
有難うございました。


No.40
<2015年03月24日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

看護師の業界風土のおかしさ、私も感じます。

私もこの掲示板のどこかで「言うは易し(これは誤りで易くが正解)、行うは難し」と書いた者です。このことわざは、口先だけできれいごとや理想を述べるのはたやすいが、いざそれを実行するとなると困難で実現しがたいものだ、という意味です。実際に実行するなかで苦労してきた経験があって発することができる言葉、若かりし頃の口ばかりの青かった自分への戒めですね。類義語として「口では大坂の城も建つ」…話だけなら大きな大阪城を建てるのも簡単そうだが、実行するとなれば容易なことではないということ。

私は看護師からスタートし、看護師を一旦離れ学校を職場にしつつ教育・心理・福祉を学び、そして再び病院に戻ってきましたが、こんなにもパターナリズムや自己犠牲を強いる風土だったかと嫌気がさしております。

確かに医療の高度化や国の医療費削減政策により現場にしわ寄せがきているのですが、それ以前から看護師の離職者が多いです。離職の理由は、おそらく家庭の事情やキャリアアップ等とされているなかに看護師間の人間関係や教育、風土的問題がかなりの数隠れているものと思います。潜在看護師55~65万人、年間10万人以上が離職しているとされています。

いくら再就職支援を行っても、サビ残や過酷で責任重大な労働を、「患者のために」「患者の命を守るために」という大義名分のもとに強いられる状況であれば、離職者は減らすことができません。管理職の労働者に対する指導強化を主とした「管理」ではなく、労働者の保護という観点から「管理」を行わなければ、潜在看護師を増やすだけです。

この管理職の指導強化を主とした「管理」は、医療訴訟の増加、看護師の責任を追及される現在では、病院経営に携わる看護管理職としての責任が問われることとなりますから当然と言えば当然なのだろうと思います。ですが、離職者を出し、万年人材不足に悩んでいる病院の看護管理職は、人材不足による医療事故のリスクを低減することが最重要課題だと思います。

現在の看護管理職は、年齢的に見て、その当時学歴の高かった者で、尚且つその病院での業績がある人だと思います。つまり、医師の補助的な役割から看護を医療の両輪だと認めさせた世代であり、間に男女雇用均等法の成立があって女性の地位が向上しました。社会的背景があっての看護師の地位向上です。しかし、ある階層では現在でも看護師は地位の低い者、あるいは知的レベルの低い者がなる職業だと思っています。下の世話をする職業に関して、このように捉える人々は少なからずいます。

パターナリズム、「親が子どものことを慮るように、他者に対してとる保護主義的立場のこと」。「強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益になるようにと、本人の意志に反して行動に介入・干渉すること」。医療においては、インフォームドコンセント以前、患者の最善の利益の決定の権利と責任は医師側にあり、医師は自己の最善の専門的判断を行うべきとするという考え方でした。

現在でも、高齢者が医師に任せますと言われます。この考え方は、高度医療・情報化社会の弱者である高齢者にとって、「知っている者が、知らない立場にある者の利益になるようにと、本人の意志に反して行動に介入・干渉すること」を了承するものです。

医療のパターナリズムは、こと医師-患者関係において言われてきましたが、看護師もこのパターナリズムに乗っかってきた存在です。看護師のヒエラルキーや教育にも、このパターナリズムが潜んでいると思います。新人、新入職者への態度は、本人の意志に反して行動に介入・干渉することが当たり前になっています。相手は成人ですよ? と言いたくなります。

長くなり、失礼いたしました。


No.41
<2015年03月24日 受信>
件名:「辞めたいけど辞めさせてくれない」は確かにあります
投稿者:匿名

他の仕事に就くために面接を受けています。聞かれることは、前どこで働いていたの?何をしていたの?もしかして看護師さん?今、看護師さん足りないんでしょ?
ハロワでも、看護師は引く手あまたでしょう?と言われ、今現在、逃げても逃げても選択肢は看護師しかない方向に来ています。
ブランクありの人が苦労しているのを、よくサイトで見かけます。潜在看護師の手を借りてでも仕事を回していきたいのなら、もっと大切に接する必要があるだろうに…と思います。


No.42
<2015年03月24日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

40様、経歴等から共感する部分が多いです。
私は何とかして人的な環境面の改善をしたいと呼び掛けてきましたが、私一人の小さな力では及びませんでした。「患者様の命を預かっているから、云々」「地域への奉仕、云々」の名のもとに多大な犠牲が強いられています。
最近は新卒新人さんに「怒らない教育」をしている病院がある一方で、まだまだ旧態依然とした環境の中での、指導という名の「しごき」が行われています。また「怒らない教育」をされているそのすぐ傍らで、まるで感情の捌け口を求めるかの様に中途新人やブランク明けの看護師に体罰に等しい躾が行われています。その有り様は、時に目や耳を覆いたくなる光景です。何らかの福祉的、あるいは法的な支援が必要な段階に来ています。声を挙げて助けを求めた人が不利にならない様な対応をする機関が必要です。退職者の真の退職理由は明らかにされてはいません。
看護の業界では「社会人経験者」という言葉が疎まれる傾向にあります。でも労働環境の改善は、他のフィールドからの、何らかの新しい風なしには出来ないと考えています。


No.43
<2015年03月24日 受信>
件名:私も言われる
投稿者:匿名

41さん
「看護師辞めたなんてもったいない」とか言われました。更に「うちは3Kだけどいいの?」と(面接を受けたのは建設系なので、汚れやすいと)。看護師は3Kを通り越して、よく分からないほどにKが付いてる職業ですが…と思いました。世間では「看護師=高給できつくない」と思われているのでしょうね。便や尿や吐瀉物に触れてきて(手袋越しですが)、それを観察してきた私からすれば、泥で汚れるくらいなんてことないのに。
更に看護師には肉体労働にプラスして、事務処理も必要とされていることも知られていないですね。PCだって、ワード・エクセル・パワポ・統計ソフトなんて学生のころから使っているのに、事務能力を必要としない職業とみなされてあまり注目されず…。ワードで文書作成、パンフレット作成もしたし、エクセルではデータ管理・アンケート処理・グラフ作成などもしてきたのに…。パワポを使っての発表もしたのに…。


No.44
<2015年03月28日 受信>
件名:無題
投稿者:19です。

以前、書き込みをした者です。
41さんと43さんの言われたようなこと、私も言われた事があり嫌でした。
「資格を持っているのにねぇ。」(もったいないと言いたげな雰囲気)、ハローワークでも有無を言わせずに「看護師の資格を持っているなら、医療福祉専用のコーナーがありますよ」、「なんで看護師をやらないの?いろんな所で募集してるわよ」など好き勝手に言われます。
学歴や資格欄に嘘を書くわけにもいかないし、モヤモヤしますし、世間一般の方たちのそのような事を効くとため息が出ます。

病院も病院で、そんなに求人を出したり人手不足なら、一人一人の看護師を大事にしたり多様な働き方を認めてくれたらいいのに。41さんの最後の文章に激しく同意します。


No.45
<2015年03月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

現役でも社会人をしていた人でも、マナーやルール無視、患者やスタッフに自己主張、権利主張するばかりの人がいます。働くなら、義務をはたすことも必要。それを親あるいは前の職場などから教えられていないのか、傍若無人なふるまいをするなら、その事柄についてのみ介入は必要です。それは周りに迷惑がかかり、負担を強いてしまうからです。一人職場ですべてが個人の責任なら、自由にやりたいようにやればいいですが。連帯責任が組織にはついてきます。

強調しておきますが、しごきやいじめと、正当な理由があって怒られる、指導がいくのは大きく違う、ということです。
看護師業界だから、怒られる指導はおかしい?いや、どこの業界でも、自分を棚に上げ、自己権利主張ばかりの人間は怒られますよ。少なくとも、自分がいた他の業界で、怒られてない職場はなかったです。怒られたことのない職場を経験した人は、ある意味貴重であり、余裕のあったところにいた人なんだと思います。


No.46
<2015年03月28日 受信>
件名:パルマローザさん
投稿者:No.20

個人の経験、経歴、思考の違いですから、あなたが自分の全てのコメントをみて、納得いかない部分があるのを伝えたかったのは、しかたのないことです。自分も、あなたの意見や文章に同意できない部分があります。
しかし、それぞれに主義主張がありますから、全てが納得いくものにならないのも当然です。理解しあうのは、難しいことなんですよね。
そういうことで、このレスもこれで終わりにしたいと思います。失礼しました。


No.47
<2015年03月29日 受信>
件名:42様
投稿者:柚子湯

共感致します。
新卒新人への『怒らない教育』と、反動なのか、既卒新人やブランク明けへの『嫌がらせ、苛め』。
本当にそう思います。
怒れないからストレスがたまるのでしょうね。
しかし、新卒も既卒もブランク明けも、ストレスの捌け口要員ではないですよね。
怒りたいのは未熟な相手にイライラするからでしょうか。
それならば、きちんと叱って指導すれば良いと思っています。


ここからは私見です。
『怒らない教育』は大切ですが『叱る教育』は必要だと思います。
今は『怒る』と『叱る』が混同されていると思います。
肝心な時も叱れない上司や先輩、つけあがる新人、いつまでも育たない若手、狡賢い中堅やベテラン、それに疲弊していくスタッフ。
『叱る技術』が低いのも、看護界の問題です。

★管理人より
 学歴に関する話題は過去に何度も荒れたことがあるので、一部編集しました。


No.48
<2015年03月29日 受信>
件名:柚子湯様
投稿者:42

共感のお気持ち、嬉しいです。
私の知る限りですが「怒らない教育」とか「上から怒るなって言われている」など、「怒る」という言葉が指導者間で使われています。
柚子湯様の仰る様に、本来「怒る」と「叱る」は全く別のものです。
以下は私見です。怒る、叱る、躾る、注意する、教える、指導する、説明する…それらが分別されずに、時に教える側の感情や体調の悪さなどの都合で、その場その場で行われてきたのだと思います。それがある時期にやっと見直されて、現在は試行錯誤している段階なのだと思います。


No.49
<2015年03月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

言葉じりだけ机上で重箱のすみをつつくのは、ただの理屈にすぎない。建前上意味が違うとはいうものの、本質は、間違いやミスについて指摘し、その原因を自分で気がつき、対策を考え実行でき、評価、再発防止にもっていくことです。
しかし、重大ミスや連帯責任になりかねないことを、やさしくあるいは本人が傷つくからとオブラートにつつんでいうことは、時に本人に、たいしたことはないんだと勘違いさせます。中には、最近増えていますが逆切れやパワハラと自分を棚に上げていう人もいます。
仕事や社会は厳しいものだと、きちんと理解させないと、そういう風潮がゆるされ、組織はだらしなくなり、結果、最悪なケースが生じるのです。
怒るのはいけない、指導はいい、叱るのはいい、、、つまりは厳しい注意をしないでほしい、優しくプライドを傷つけないでほしいということに聞こえるんですよね。
なかには、冷静に指摘にして原因を聞いて対策をたててみるよう促しても、あの人は怖い、と、言われる側だって感情論が先に立つ。
指導者の感情論についてだけ非難するのは、お門違いだと思います。


No.50
<2015年03月30日 受信>
件名:続きです
投稿者:匿名

仕事をする上で、誰であろうと、新人でも、他からは、組織のスタッフの一人であり、看護師としてみられます。義務と責任が生じる。言葉だけにこだわると、本質が失われます。パワハラがやってはいけないことは常識です。しかしその風潮を逆手にとって、できないのは指導がわるいと責任転嫁したり、ミスした相手に、過剰な気遣いを求めるのは甘えだと思います。
ミスしたのも自分、ルール無視したのも自分。誰かがやれ、といったなら話は違います。しかし、社会で生きる人間には、物事において自己責任という厳しさが伴います。

こう書くと、パワハラまがいの指導を許容している、と揚げ足をとられそうなので今一度強調しておきます。
パワハラまがいをよしとするのではありません。 
本質がどこにあるのかを指導者も指導を受ける側も正しく認識すること、極端な指導論にこだわるとそこにばかり焦点がいき、問題がすりかわります。あとは義務責任をきちんとまっとうすること、それができなければ、組織の規律を保つためには相応の厳しさは覚悟しなくてはならないことになる、ということです。


No.51
<2015年03月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

41です。
43さん、44さん、レスありがとうございます。
この際だから、重機の運転講習を受けようかなんて考えてました。ハロワで勧められるのは介護講習です。どうしても看護や介護から離れられません。人が集まらない職場に、人を投入しようとハロワも動いているのでしょうか?そんな深読みまでしてしまいます。もし看護に戻るとしたら、自分に合った働き方を認めてほしいです。夜勤無しでは、正職員と認めてくれない職場もあります。同じ8時間勤務なのに、と思います。


No.52
<2015年03月31日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

今の職場に関して言うと、サービス残業の嵐を何とかして欲しい。ホントに。法で定められた最低限のことぐらい守ってくださいよ…。そんな病院ばかりだとは思いませんが。違法なことしている自覚がないのかな?法を犯している人たちに何を言われても説得力無い。
労基違反の証拠固め中です。


No.53
<2015年03月31日 受信>
件名:無題
投稿者:48

沢山の人が色々な問題を感じながら働いているわけですが、それらの根本的な原因の一つが余裕のなさだと思います。最初に主さんが書かれた様な労働環境だとか、雇用契約を結ぶときのありかた方だとか。少し独特な決まり事がありますし。

私は、物事を考える時に、尺度が幾つかあると、客観的に見ることが出来ると思っています。複数の人の目で見ることもそうです。
サイトで、他の仕事を経験した人が何かを発言した時に、私は尺度を幾つか持っている人だなと思って読んでいます。私自身も、こうして色々書いていますが、これは自分達の働く環境をより良くしたいという、職業に対する一種の愛情なんです(時々、看護師なんて嫌いだと吠えますけど)。
私は複数の尺度を持つ人や、自分と似た人も違う人も基本的に好きですね。
少しスレから外れていますが、看護師の職場はしんどいなと常々思っています。だから、少しでも働きやすくなればいいなと思います。


No.54
<2015年04月01日 受信>
件名:51さんへ
投稿者:匿名

ハロワの職員…もとい、公務員(役所系)は正職員も臨時も含め、殆どが専門性をもっていません。勿論、資格などがあるわけでもないので、職業案内に際して必要であろう知識や技術が欠如している方が多いです。
ハロワでは、良い職員に当たるまで担当を変えてもらうか、職員に頼らず応募したい求人の紹介状を貰うくらいが良いと思っています。

52さん
民間もサビ残はかなりありますよ。むしろ、法を守っている会社はかなり少ない気がします。試用期間中は社保に入れない、勤務開始時間前に朝礼を行うなど。日本は海外の法律に比べて、会社へ対する罰則が緩いのでどうしても法を犯す会社が多いです…。しかし、これは労働者も問題で、法律を知らなかったり、何かあっても大した行動をせずにいます。会社が違法な立場なのに訴えず泣き寝入り。法を整備してほしいと署名活動や啓発運動を積極的に行わない。海外の罰則が厳しいのは、このように国民が働き掛けた結果なので、日本も行動すべきなんですよね。


No.55
<2015年04月02日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

42様

共感していただき、どうもありがとうございます。

一人ではなかなか改善できないものですね。その環境を成立させている考え方に対して、新たな風を吹き込もうとしても抵抗されます。特に、そこで学び内面化された考え方は、それを否定されるかのように受け取られます。

実は、私自身がこのことを痛烈に感じてきました。看護とは離れた教育現場に勤務してしばらく苦しかったのは、内面化された考え方を否定されたと感じたことです。しかしながら、なぜ受け入れられないかを考えた時、自分が教育に関する知識を学んでも、そこに息づく見方考え方を経験上で獲得していなかったからだと気づきました。経験することにより学ぶ事って、目に見えないけれども大きいのですね。それに気づいた時、10年の看護経験によって獲得されたものの大きさをも認識しました。変革とは、旧来の馴染んだ在り方に、新たな在り方を融合させることだと思いましたね。

おそらく、社会人経験者が看護の世界に身を置く事により、このような内面の葛藤や変革を経験しているものと思います。

さて、「怒る」と「叱る」の違い、どうやら「優しく」と「叱る」との混同が見られるように、混乱しているようです。また、成人である対象に学習してもらうための指導の仕方が、子どもに対するものと混同しているように思います。

そもそも「怒る」と「褒める」のは、理屈が理解できない幼児期から児童期前半の子どもにその子どもの行動を制止するか促進するかに使われます。他者視点にたてない子ども(10歳未満)にとって脳神経学的に他者視点にたてないことから必要です。ピアジェが言っている発達の法則、「保存」。10歳の壁、これが他者視点を獲得する発達段階です。

「怒る」ことは確かに他者視点にたてない子どもにとって制止になります。理屈が通用しない子どもに非言語的に制止する事ができます。また褒めることで、理屈が通用しない子どもに非言語的に促進することができます。しかし、発達的に他者視点を獲得したならば、理屈を持って負の行動を制止する、あるいは理屈を持って促進する必要が出てきます。それが「叱る」、「肯定する」です。

私、教員採用試験の面接で、「怒る」と「叱る」の違いを述べよと言われ、落ちたものです。この時、採用に至らなくてよかったと思います。自分の青さや至らなさを痛感しますね。

さて、42様から離れて発言いたします。

看護基礎教育において、患者の命に関わることは十分に指導なされてきていると思います。その上で、臨床にて指導されるものだと思います。

新人において、義務や責任を理解していないのではないかと思われた時、看護基礎教育をしてきた教育機関に問い合わせを行ったほうが良いかと思われます。その新人看護師が、看護師というキャリアを形成する上で障害となる、親の意向に逆らえなかった、経済的な問題があった等の問題はなかったかという、問題の「本質」に着目する必用があろうかと思います。本人が不本意ながら就いた職業は長続きしないものです。それを無理に「矯正」することは、その個人にとっても、組織にとっても、有益にはなりません。

社会人において、仕事や社会は厳しいものだときちんと理解させないといけない、のでしょうか。一般職においては、学生から就職した時、敬語や謙譲語等の一般常識、電話の取り方や応接における在り方を習うものです。患者さんや年上にタメ口、電話や患者家族への応対がまずいだろう先輩に、仕事や社会は厳しいものだと言われたくないのが本音ではないでしょうか。私は、再度臨床現場に立ち、おかしいと思いました。

「そういう風潮がゆるされ、組織はだらしなくなり」、パターナリズムもその一旦、義務や責任を重んじる先輩のミスや不始末を後輩がフォローした時、どのような立場でどのように言うでしょう。

「言われるうちが…」のように言われましたが、言われなくなったら言われなくなったで「知らぬが仏」です。都合の良い解釈です。人は完璧ではありませんから、先輩であろうと人的ミスはあります。それを切り抜ける術も身に着けています。社会人はそれも透けて見えています。それでも尚、自らの立場を保持するために、やれ責任が、やれ義務が、と。

「甘え」というならば、他者に対する礼節をはじめ、後輩への行き過ぎた言動、同僚への愚痴等、他者に対する距離の取り方を、自己本位にし過ぎている事を問題にしたいです。

これは、49、50様のコメントより書かせていただいたことで、49、50様は現実にご苦労なさっていることと思います。現実的な課題の一部を、このような形で表現なさったのだと思います。私は批判的意見を述べる事により、問題の「本質」を探る一助になればと考えました。もっともっと、「本質」を探ってほしいです。


No.56
<2015年04月02日 受信>
件名:無題
投稿者:42

55様
そうなのですね。お話を読ませて頂いて、とても勉強になります。私自身は学校教育とはゆかりのない人間なのですが、一つここに書くことで、皆さんにお役に立てるのではと思う事例があります。
もう、うん十年前に自動車教習所に通っておりました。路上教習を受けながら、教官と雑談をしていました。その話の中で、私が「怒る」という言葉を使いました。意識せず何気なく、雑談の中で使ったのです。そうすると教官は一言、「怒ると叱るは全く別のことですよね」と言ったのです。思わずはっとしました。

車の運転も人の命を預かります。

その点では、私が通っていた教習所の教官は、素晴らしい方達でした。

 
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