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気切患者のサクション手順は・・・?

<2014年09月18日 受信>
件名:気切患者のサクション手順は・・・?
投稿者:との

気切患者のサクション手順について、カンファレンスで議論になりました。

古いNsは「気切~口腔(鼻腔)~サイドチューブ」の順ではないかと云い、

割と最近卒業したNsは「鼻腔(口腔)~気切~サイドチューブ」と云います。

最近の文献を調べても「この順番にサクションすべき」との記載が見当たりません。

病院のガイドラインとして、どの順番にサクションしたら良いのかご教授下さい。

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No.1
<2014年09月19日 受信>
件名:無題
投稿者:りこ

ICUに勤めて年月を得て訪問看護しています。
古いNSさんがいわれる通りです。
実際患者さんにされたらわかります。


No.2
<2014年09月21日 受信>
件名:りこさん、ありがとうございます
投稿者:との

病棟の「学習担当」をしています。
何か疑問や、意見の食い違い(世代間である事もあります)があったときは、私に解決を振られます・・・

サクションの手順は、やはり清潔(滅菌操作)や口腔内(鼻腔)からの感染を考慮してのことと理解して宜しいでしょうか?

気管への無菌操作は不要との考えも有るようですが、感染拡大や肺炎のリスクを考慮しての「気切部からのサクション開始」と理解して(説明して)宜しいでしょうか?

終末期の患者さんや、社会的入院の方も多くNsの入れ換えも多い病院なので「基準作り」が難しいです。

大変申し訳ありませんが、更なるご教授をお願いいたします。


No.3
<2014年09月22日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

順番とは異なりますが…、
気切からのサクションに使用するチューブと、口腔・鼻腔からのサクションのチューブを別にしている病院もあります。

清潔の観点からは、気切からがよいでしょう。
意思表示が可能な患者さんですと、「口から」とか希望を表現されますので、その時は口から先に行っていました。


No.4
<2014年09月23日 受信>
件名:上から
投稿者:匿名A

すみません。
私は「今は上から」と聞いたことがあります。VAP予防で、上部の分泌物の気管への垂れ込みを防ぐためです。鼻→口→サイドチューブ→気管です。

高松平和病院のサイトの、がんばれEgg Nurseの中で「吸引のエビデンスについて」の回答が載っていますので、参考になると思います。
http://www.t-heiwa.com/eggnurse/


No.5
<2014年09月23日 受信>
件名:ありがとうございます。
投稿者:との

匿名さん、ありがとうございます。


他の方も、ご意見をお願いいたします。


No.6
<2014年09月24日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

以前、エキスパートナースの中で同様のことが話題になっているのを読みました。
何年の何月号かは定かではありません。確か数年前だったはずですが…申し訳ありません。

4さんのお話と同じく、VAP予防のため上からの吸引が適切だとの記事でした。
先に気管吸引をすると、咳込みと同時に口腔内の痰や細菌を吸い込んでしまうためだと。
実際、古くからいる看護師は先に気管吸引をしていますが…
私は口腔から吸引しています。


No.7
<2014年09月24日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

現在は、上から順番にという手順が推奨されているそうです

理由は、咳嗽刺激で咳をしたタイミングでカフと喉頭に隙間ができ、痰が下に落ちて行ってしまうから上から順番にする方を推奨されています。

ただ、ベテランの方々に今は手順が違うとは言いづらく、気管から吸引する方法も間違った手順でもないと思います。


No.8
<2014年09月24日 受信>
件名:無題
投稿者:3

数年前ですが、私も「上から」と指導されたことがありました。エビデンスまでは説明されませんでしたので、勉強になりました。教えて下さってありがとうございます。
肺に到達するまでのバリア機能を考えると、気切からと考える病院もありますね。
1サクションにチューブ一本という病棟もありました。そこではドクターがそう指導していました。
病院によって様々ですね。


No.9
<2014年09月25日 受信>
件名:ちょっと調べてみましたが、
投稿者:匿名

上から順番にする方法は1回ずつ捨てるシングルユーズが原則です。
コストの面でそれが可能な病院ならばVAP予防の面も含めて鼻腔から順番にしていると思います。こちらは「気管吸引ガイドライン 日本呼吸療法医学会」で出されています。吸引後の痰を流すために用意するコップもここでは1回毎破棄し再利用しないことも推奨されてました。

しかし、コスト面が厳しい病院が多いのが現状であり、在宅復帰時の支援での家族への経済的な面から、上記の手順で実施することが難しい場合は、1本で全て行う従来の気切から順番も今まで言われていた「気管内は口や鼻より清潔に行う必要がある」という理由で間違いではないそうです。こちらは「国立長寿医療研究センター」が厚生労働省平成23年度チーム医療実証事業委託費によりパンフレットを作成されています。

そして「気管吸引ガイドライン 日本呼吸療法医学会」でも1回毎のチューブ破棄のためコストの面が指摘されており、導入が躊躇われるという内容も記載されています。ガイドラインは5年ごとに見直すそうです。

どちらもネットに公開されていますので参考にされてはいかがでしょうか?


No.10
<2014年09月28日 受信>
件名:ありがとうございます
投稿者:との

皆様、ありがとうございます。

だいぶ、見えてきました。
更なるご教授をお願いいたします。

 
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