雑談と言うか愚痴なんですけど、ウチは精神科と内科があって、院長は内科なんですけど、他のドクターは精神科です。ある患者は肺癌なんですけど、精神科の患者で家族も苦労させられたらしく、積極的な治療はせずに 延命拒否をしました。そして、今はJCS2-30から3-100レベルなんですけど、家族の意見を聞いた院長は何を思ったか、点滴は中止。何もせず状態観察をして。と指示をだし患者の様子も見に行かず放置。内服も全て中止の指示を出しました。しかし食事は勿論経摂取出来ないのでカロリーメイトのゼリーみたいなヤツや氷片などを適宜あげてるんですけど、ぶっちゃけ見殺しと同じですよね。患者の目はくぼみ、頬骨は出てきて、かろうじで生きてるかんじなんです。こんなのが医者と言えますか?毎日看てるわたし達は本当に切ないと言うか、可哀想でなりません。やっぱり医者も定期的に国家試験受け直すベキですよね。延命拒否を何か勘違いしてるんじゃないかって思います。うちの患者は、飲まず食わずで脱水と餓死させたような患者がこれで3人目になるんですよ。怖いですよね。
延命拒否の問題は、難しいですね。
本人の意思が確認できる状態の時に、本人に延命の希望を確認できるとよかったですね。本人の意思が確認できない場合は、家族の意思を第一に尊重するしかないと思います。
今回の患者さんは精神疾患があり、家族関係が良好ではなかったんですよね。患者さんを延命させたとして、家族の誰が面倒を見続ければよいと思いますか?
看護師は、最期の時間を充実させられるように家族関係を少しでも修復できるように、仲介役になることができるはずです。
私はターミナルケアの患者さんを担当してきましたが、何十年も夫婦関係が悪く夫からのケアを拒否する女性患者さんの間に立ち、関係修復に成功したことがあります。
延命拒否でも、看護師はターミナルケアならできますよね。
見殺しではなく、充実した最期が送れるように、看護師が働きかけることはできると思いますよ。
難しい問題ですね。正直、正解がわからないくらいです。
自分の家族が同じ立場だったらどうしているかなと考えることはありますが、それを患者さんやその家族と置き換えることはできないし・・・。
経験からなので正解ではないかもしれませんが、90代後半の女性患者さんで寝た切りの方がいらっしゃいました。
コミュニケーションは表情がかろうじてって感じでもともとやせ形の方。
もともと経管栄養(経鼻)行っていましたが、軽い誤嚥性の肺炎を数回繰り返していました。
ご家族との関係は良好で患者さんをとても大切にし、スタッフへの気遣いもありがたいものでした。
肺炎を繰り返すようになり、末梢での点滴も困難になり、CV挿入を医師から提案しましたが、家族の思いとしては
・年齢も年齢だし、これ以上の治療は望まない
・本人の苦痛を軽減することだけを望む
・老衰でも納得できる年齢
・点滴も難しくなったらしなくていい
という感じでした。
根底にはもともと個人の希望があったのかもしれませんが、この方針で点滴もしなくなりましたが、日常のケアと刺激を与えることは看護師として行っていました。
亡くなった時も家族は後悔した感じもなく、悲しげではありましたがどこか満足感があるようにも見えました。
病院は治療し、また延命するところかもしれませんが、時としてできる限り本人の意向に沿い、その援助をすることも必要かなと思います。
確かに点滴もなにもしないなら病院にいるのは?ですが、それぞれ家庭の事情が絡み、現実的にはこのような患者さんも少なくありません。
私も家族が延命も何もかも望まないなら自然に任せたいと思っています。
もちろん自分自身も同じにして欲しいです。
自然に看取ることも看護師としてできることだと思います。
主さんはこれが病院で行われているから違和感や怒りを感じているのかもしれませんね。
これが在宅だったらあることだと思います。
1番さん...家族の誰がが面倒見るかなんて今は、問題じゃないんじゃないですかね。今の状態が改善しても家族は面倒見るのは無理なんで、このまま入院してるでしょうし。あたし達で出来ることは精一杯やってますよ。しかし、延命する、しない事と、脱水を改善する事は違うんじゃないですか?今の状態にしたのは主治医ですよ。精神疾患と肺癌からでは、ありません。
2番さん...そぅなんですよね。病院だから違和感があるんです。積極的な癌に対する治療の拒否は家族がしてるので、それは何とも言えませんが、点滴くらいは延命にはならないんじゃないかと思ってます。今までの病院も、延命拒否した患者さんに昇圧剤や心マなどはしませんでしたが、補液くらいはやってました。
「家族の誰がが面倒見るかなんて今は、問題じゃないんじゃないですかね」
問題ではないですか?
私は問題だと思いました。
面倒をみるのは、当然ながら経済的な支援も含まれますよね。入院費は誰が支払い続けるのでしょうか。家族なのでは?
患者さんは、家族関係が良好ではなかったんですよね。この患者さんを延命させることは、主様の自己満足なのでは?家族の心理を考えてみることも、看護師は必要なのではないでしょうか。
No.2です。
お返事ありがとうございました。
点滴=延命と直結ではありませんが、全く補液をしないのとするのではまた違うと思います。
極論かもしれませんが、口から栄養を取れなくなったら昔の人は自然に死を迎えていたでしょうから、死に向かう場所が違うだけで根底はやはり本人の希望第一、本人の意思がはっきりしなければ家族の意向をくみ取ることが現実です。
No.1さんの回答は間違っているとは思いません。
入院していることで入院費はかかっていますよね?
点滴1本でもお金が絡むことです。
延命しないからただなわけではないはず。
それが家族の収入から出ているとしたら・・・。
私たちには到底知り得ない家族の歴史、その中でつらいこと、大変だったこといっぱいあったのかもしれません。
かわいそうと思うのもわかりますが、それを基準にするのは少し怖いとも思います。
補液の必要性を根拠を持って訴えられるのなら医師に話してみてはどうですか?どんな答えが返ってくるのでしょうか?
また周りの看護師の思いはどうですか?
私は少しずつでも経口で水分や栄養を提供している主さんたちはQOLを考えて行動していてすごいと思います。
脱水を改善することで得られるこの患者さんにとってのメリットと、点滴をするために痛みを伴うデメリット。
家族の意思も踏まえて本人にはどちらがいいと言えるのでしょうね・・・。
点滴をしたら一時的に脱水は改善されるかもしれないけど、電解質がくるってきたら?
浮腫が増強してきたら?
それに対する治療はしないわけで、水だけ入れればいいという事ではないと思います。
患者さんの意識があって、乾きを訴えるようなら氷片をあげるとか出来ますよね。
点滴はコストもかかるし、患者さんも痛いし、何もしてあげないのはヒドイと感じるのはわからないでもないけど、看護師の自己満足にならないでしょうか。
家族の歴史、気持ちは、最後の一時に関わった私達には想像つかないものがあります。
末期の患者さんが何もしないで亡くなっていく、枯れていく事がそんなに悪い事だとは思いません。
自然で、むしろ不必要な医療を受けない潔い選択だとも思います。
ターミナルで日に日に弱っていくお年寄りに点滴するのですか?
血管だって徐々にダメになってきて、
そのうち穿刺出来る血管さえもなくなってくるのはご存知でしょうか?
穿刺出来ても、そのうち腫れてくるし
体が上手く受け付けられないのに、痛い思いを何度もさせてまで
刺し直して点滴するのも、いかがなものかと思いますよ。
例えば施設だと、ご家族と最期どうするか細かく話し合っておくんです。
針が入るうちは点滴だけでもするか、PEGにするか、何かあったら蘇生するか、何もしないか…
ベジタブルな患者さんを見てると、何もしないのも人間らしくてありかな…なんて思ったりします。
もし自分なら、弱っても点滴もPEGも蘇生も何もしないでナチュラルに死なせて欲しいと思います。
余談ですが、高齢者のPEG造設は圧倒的に日本が多いみたいです。
日本には、どんな状態になってもいいから生きていて欲しい!!って思う人が多いみたいで
海外は、そうは思わないのが主流との事だけど
(国によっては医療費もバカにならないみたいですけど)
でも、いかにも日本人らしい考え方かもしれないですね。
私なら、このドクターに診てもらいたい。自分の父が末期癌で意識ないのに管だらけだったのは辛かったです。治療の意味がわかりませんでした。最後に残ったのは高額な医療費の請求。
おじいちゃん医師が人間は枯れて死ぬのが一番なんだよって、随分前に言ってました。最近その意味がわかって来ました。
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