ナースの休憩室（雑談掲示板）

やなせたかしさんが亡くなりました。
誰もが知ってる『アンパンマン』の作者ですが、私にとってのやなせさんは詩人であり画人です。詩画集『人間なんてさびしいね』をご存知の方はいらっしゃいますでしょうか？
30数年前、当時中学生だった私は学校の図書館に置いてあったやなせさんの詩画集を何度も借りて読んでいました。
多感だった少女時代（笑）、繊細で可愛らしくももの哀しいイラストとともに、生きることの苦しさや孤独を謳った詩に魅了され、幾篇かは空んじることも出来ました。

大人になってからもう一度読みたいと思いましたが当然ながらすでに絶版。数年かけて当時の詩画集を数冊、古書で手にすることが出来ました。
『人間なんてさびしいね』『さびしすぎるよ銀河系』『星屑の木の下で』
等など…。

やなせたかしさんは、私の青春の1ページでした。心よりご冥福をお祈りいたします。

私が保育園に通ってた時には『アンパンマン』の絵本が出版されていたはずですが(?_?)★記憶が無い★大変申し訳ありません！
絵本よりもアニメの『アンパンマン』を、幼少期の甥や姪と共に見た事で、やなせたかしさんを知りました。
東日本大震災の直後に『アンパンマン』の歌(♪そうだ、恐れないで、みんなのために…という歌い出しか？、♪勇気の鈴がリンリンリン、不思議な冒険ルンルンルン。アンパン、食パン、カレーパン…という歌い出しか？どちらか)が、被災地の沢山の子供達を励ました事を知りまして、改めて歌詞を見ると、大人の私でも、励ましてくれる内容でした。また、先日のニュース番組では、やなせたかしさんが日中戦争(1941～1945年)に従軍された事を知りました。従軍された体験があったからこそ、絵本やアニメの『アンパンマン』や作詞された『手のひらを太陽に』が、今現在もこんなにもイキイキしているんだと、思いました。
ご冥福をお祈りしたいと思います。しかし、天国から引きずってでも、あと少しだけ生きて欲しかったです。混迷の世界と時代に生きている私達に、色々語りかけて欲しかったです。

戦争の時代に
なんのために生まれてなにをしていきるのか
わからないまま…♪
とても深い言葉ですよね。

中学生当時、私は「アンパンマン」の原作者がやなせさんだということを知りませんでした。
甥っ子とアニメで見た時に知って、びっくりしたのを覚えています。
あだちさん、ジャムパンまんさん、レスありがとうございました。
もし機会があれば、やなせさんの詩を読んでもらえたら嬉しく思います。

クローズアップ現代(ＮＨＫ総合テレビ、月曜日～木曜日、19:30～19:55)を見てたら、今日(10/30水曜日)、やなせたかしさんの事をやってました。
やなせたかしさんの生涯と、アンパンマンの誕生するまで、アンパンマン以降、が中心です。ここで中身を詳細書いてもいいけど、多分つまらないので、書きません。
日時は忘れましたが、夜中にも再放送します。未確認で申し訳ないけど、ひょっとしたら、オンデンド放送での視聴も可能でしょうか？
中身を書かない、と言ったけど、…放送中にああそうだなぁ、って思った事がありました。悪いものを退治して、その過程で建物や家屋や公園や田畑森林を壊して、そのまま去るヒーローが数多い中、アンパンマンは一風変わったヒーローだと、教わりました。
一風変わった、と言えば、やなせたかしさん自身も。普通なら(私の知る範囲内)…お年寄りの年齢になったら、割合おとなしくなるんだけど、やなせたかしさんは「まだやることがある」との思いであちこち＋あれこれ活躍されていましたね。

そういえば、
三越の包装紙に書いてある筆記体の『Mitsukoshi』の字は
なんと、やなせさんの字なんだそうです。
何年か前に“いつ見ても波瀾万丈”で
やなせさんの事をやっていた時に知ったのですが、ビックリしました。