バイアスピリン内服中の患者さんがオペになる場合、私の病院は最悪、オペ前日まで内服していても全身麻酔なら可能です。
腰椎麻酔は血腫のリスクがあるため不可です。
これは、全身麻酔は心機能を低下させたり、静注で麻酔導入するから血腫ができにくくなるのですか?
かなり無知ですみません
バイアスピリン内服中の患者さんは、出血しやすいから1週間前から内服を止めて・・その代りにヘパ化してopeまで管理してましたが・・・。
緊急手術???結構
私が教えてもらっている当時の事情とだいぶ違うのかなぁ・・。
私も知りたいなぁ。
うちの病院ではバイアスピリンの休薬時期を決めるのは麻酔科医ではありません。執刀医が決めます。
ですので、休薬時期の決定を判断する材料は、麻酔の種類ではないと思います。
私の病棟では、眼科の手術(白内障や硝子体の手術など)の場合は、前日まで内服しています。
しかし全麻、腰麻に関わらず、消化器外科の手術の場合は術前1~2週間前から休薬です。これは術中・術後出血のリスク回避のためです。
しかし、休薬することで血栓性の疾患を発症するリスクが高い患者さんの場合は、術前1週間くらいからヘパリンの持続静注(ヘパリン化)をします。
これは、バイアスピリンよりヘパリンの方が凝固作用の度合いをコントロールしやすい、という薬理作用の違いがあるからです。
つまり、
1.術中出血や術後出血のリスク
2.血栓性疾患発症のリスク
の、兼ね合いでバイアスピリンの休薬時期を決め、必要な場合はヘパリン化する、のだと思います。
以上、私の知識の範囲内での回答ですが、間違ってたらごめんなさい。
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