学生のころ実習後に「自分の看護観」を発表しました。
その時は「患者さんの痒いところに手が届くような看護がしたい(あと一歩足りないところに手助けしたい)」みたいなことを書きました。
看護師になって6年。
なんでもやってあげるのが看護ではない。
自分でできるところは努力させるのも必要。
しかし、そうなると患者さん、家族から「あの人は何もしてくれない」と言われてしまったり...
何かと難しい(><)
実際働いてみて皆さんはどんな看護観、看護の理想像をお持ちでしょうか?
*車イスの方が来られて診察室に入ろうとしていたので、そばにいた私がドアを開けたんですが「自分でできますから」と言われ・・・(=_=)
*3才の子供さんが診察でトレーナーを脱ごうとしていたので少し手伝ったら、そばにいた母親から「手伝わないで!!自分でできるから!」ピシャリ(>_<)
ごめんなさ~~~い。 くすん
それほど、たいそうなものではありませんが、私自身は患者さんが健康を維持できるように関わることをモットーに働いています。患者さんにとって、必要な関わり方が違うので、人によって、使い分けています。
例えば、私は外来Nsなので、目標は患者さんが服薬をきちんと続けて治療が継続でき、今の生活の質が落ちないように関わるのが求められていることなんですね。患者さんのデータを一緒に喜んだり、振り返ったり、時にはきつく言うこともあるし、絶対違うでしょって思いながらも、うんうんって聞いたり、笑ったり、怒ったりしてますよ。
患者さんに好かれることだけが良い看護ではないと思っています。病院に「またきてね。」は変ですが、合併症とかなく、毎月来てくれると嬉しいです。
見守りや手を出さないことが必要な患者さんだって、いっぱいいますよね。そういう患者さんには、口を出したらどうでしょう?・・・「一生懸命自分で頑張ってくれてるから、ここまでできるようになったね。」「あともうちょっとで、おうちに帰っても安心だね。」みたいな・・・きっとされているんでしょうけどね。報われないことが多いのも看護職の一面ですよね。私もきっと何もしてくれないと家族には映っているかも知れません。でも、患者さんが言ってくれます。「話して良かった。気持ちが楽になった。」「叱られに来たよ。」などなど。
むかーし、精神科にいた頃、見守りばっかりで、手は出さないけど、患者さんは感じてくれていました。「ただ、そばにいてくれるだけで勇気が持てた」と・・・
家族は、その場面しか見ていないけど、きっと患者さんは感じてくれていると思いますよ。
一体「看護観」って、なんなんでしょうねぇ〜
この仕事15年やってますけど、今だに難しいです
良かれと思ってやった事が迷惑だったり、大丈夫だろうと思ってやらなかった事が、冷たい人だと言われたり・・・
ほんと「看護観」って、なんなんでしょうねぇ〜
看護観・・・うぅ〜ん、
自分の場合は「患者側に立ち、気にかける」かな?
ありきたりだけど知識やスキルがついてくれば、患者にとって強い味方になるのが看護師だと思う。
看護学校の先生(十ウン年前だけどww)は「自分のケアで死なせない」が看護観だと言っとりました!!
今考えたら・・・この先生、過去に何かあったんだろうね。
自分は看護師としてこうしたい・こうありたいってのが「看護観」なんじゃないっすかね〜?
わからんけど(笑)
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