最初にお断りします。
?単に臓器移植や臓器提供に賛否を提示する意思はありません。
?賛否どちらかを促す意思もありません。
新聞記事の要約です。
改正臓器移植法の施行後、脳死の場合+心停止後の場合での臓器提供数が増えてないので、厚労省と日本移植者協議会と日本臓器移植ネットワークと日本移植学会は、全国の都道府県の中から重点地区を選び、臓器移植への理解を深めてもらう新たな活動を始めることを決めたそうです。知事との面会や医師会への訪問や地域中核病院への訪問を通して、臓器提供や臓器移植への理解を求めたいそうです。
臓器移植には色々な事が関わるので、臓器移植を支えるバックアップやバックグラウンドは大丈夫だろうか?と思います。
例えば、輸血。現状でも足りてるとは思わないので。
それに看護師や医師や技術者の確保や育成。即席は無理でしょうから。
救急医療と臓器提供や臓器移植との関わり。
普及活動や、病院の態勢の整備は大事だとはわかりますが…
私自身…意思表示のカードは持っていますが、両親の理解と承認は取りつけてません。
輸血・・・検体(死体)移植といっても、いろいろありますよね。また、他の外科的OPEでも輸血をたくさん使う所はありますよね。輸血を一番使っている診療科は移植は移植でも血液のほうですし。血液科が圧倒的に輸血使っています。私は、検体移植が増えたから輸血が足りなくなるとはそんなに思わないです。輸血にも有効期限がある。数を増やす心配をしても、使わないと意味ない。
職員の育成・・・これも、私は今までやった事のないの施設が移植を始めると言うより、やってた施設が症例件数を増やすのが初めではないかと思っていますので、既にいますので急務ではないと思います。
特に、医者なんて移植をしている都会の病院に地方の大学の医局から派遣している医者を、元の地方に引き戻すだけでしょうからそれほど大したことではないのでは?と思います。
私は移植フロアで働いていましたが、実際来てました、地方の大学病院から数年契約で派遣されて、有名な先生がいたのですけど、その人に学びにとその医者個人の手術実績を上げるため地方では症例が上がらないからという事でね。こういう人を連れ戻すだけと思います。
医者が出来る人がいれば、後の職員は周辺の疾患や処置の臨床経験豊富な人なら、出来る医者と相談しながらやれるでしょう。特別に必要と思わない。
やはり第一は啓発活動だと思います。それをやった所で、倫理観念・考え方の問題ですから、突然に移植に同意する人が増えるとは思いませんし、じわじわ増えていくのに合わせて、設備も人もその他もろもろもやっていけばいいのではないかと思います。
血液の移植も、臓器の移植(生体間も死体も)看護師として臨床の看護の経験がありますが、死体の移植がくるとどれだけ病院が振り回されるか(忙しくなるか)も実体験済みですが、そう思います。
ご返事ありがとうございます。最前線の方からの返事を何度も読み返しました。私自身、どう関わるのだろうか?わかりませんけど。すみません、今はこれくらいしか書けません。
NO1です。すいません、いじわるしたつもりはなかったんですが、文章解りづらかったですか?
移植面白いですよ。ただ、私は救命もやりましたが、それとはまた違う忙しさがあります。また、それに関する患者の人間関係ドラマも見せられます。
献体ですと、その方が何で亡くなったのか?何歳なのか?女性か男性か?どこで亡くなったのか?の基本情報は看護師でも知る事が出来ました。また、その方がどこの臓器を摘出し、それがどこに行ったのかもわかります。肝臓はどの病院、腎臓はどの病院、角膜は・・・という風に。
せっかく善意で提供してくれたのに、出来ない場合もあるのです。例えば、取りだした臓器が汚い(感染症などで汚染され)場合など。患者もやる気満々でやって来て、OPE準備してOPE室に向かうその直前で、汚いから、何度も洗浄かけて移植しようとしたけど、移植後の感染が危険視されるので辞めたいと医者から申し出られた患者がいました。
また、短時間で、担当医は献体が発生した病院に臓器を取り出しに行って、自分の病院に帰りOPEをする。その間に、病院はOPEの準備をする。患者はOPEするか決断する。
患者が決断しても、患者の体調的に出来ない時もあるし、候補者の順位が1番じゃあないと、順位が上位の方が移植に決まった場合は、取り越し苦労になります。その経験もあります。万が一キャンセルが出た場合、臓器が有効に使えるためには候補者は順位がついていて、1番が蹴ったら2番というように話がきます。候補者の上位で、移植できると喜び勇んでやってきても、この理由で移植が出来なかった方がいました。
こういう理由で病院は振り回されます。患者もです。関係ない患者も影響をうけたります。例えば、がんの患者や整形のOPEは緊急でない場合が多いですよね。そうすると、関係ないそんな診療科の患者の予定されていたOPEが延期になった場合もありました。OPE室を移植で長時間使うため、OPE室が使えなくなったという、病院の都合です。悪くない関係ない診療科の担当医が、患者にOPE延期を謝るという事もありました。
こんな、感じで確かに問題はあるのですが、あるかないか解らない事に、余裕を持って対応する能力、職員の増員や施設の充実は・・・、病院には難しいですよね。先ずは何より実績なんだと思います。臓器をくれてもいいと言う人が増える事だと思います。
返事が大変遅れました。大変失礼しました。どう返事したらいいのか迷いました。ひと、もの、かね、の限られた中で、やりくりする事が大変ですね。大変貴重過ぎる意見ありがとうございます!感謝してます(^人^;)
こういう報道があるたびに医療費がどのくらいかかるのか考えてしまいます。
うまくいかなくてもコストは発生してしまうので…。
臓器提供が増えたとして、対応施設や医師・看護師の養成を考えた時、費用対効果はどうなのか?
No.1さんの見立てではすでにある施設の件数が増えるとありましたのでなるほどと思いました。
今の健康保険診療と税金などで行うのは無理があるなと感じています。
莫大な金額です。
http://nandemo.tabine.net/wh/004127.html
>>・国内での腎移植は、多くの場合、医療保険の他、自己負担分は特定疾病療養制度、更生医療、小児慢性特定疾病治療研究事業、育成医療や重度障害者医療費助成制度の対象となるため、医療費に関してはほとんど負担がありません。
私は臓器提供しない派です。
自分の体を他人に移植されるのが生理的に嫌な方もいらっしゃると思います。
日本人の死生観もあるのかもしれません。
私はあげる相手を自分で選べないのが嫌なんです。
ただでさえ、医師・看護師・看護助手の給料は据え置きどころか下がっていて、保険点数は下げられているのに、健康保険料の自己負担引き上げられているから、医師と看護師の給料もっと減らせとか無茶苦茶言う怒っている国民も多いのに。
(今でも医療系のお給料は安いですよ。バブル期なんか見向きもされなかった業界ですし。)
移植が普通になってコストがどんどん下げられればいいけど、相手があっての事だし難しいですよね。全部、税金や健康保険から負担するのか…と思うと、だったら少子化の今、産婦人科の充実とかが先なんじゃないの?と思ったりもします。
でも、こんな事を書くと命に差は無いとか言われそうな気もします。
私は臓器提供しない派です。
自分の体を女性にさわられるのが生理的に嫌な男性もいらっしゃると思います。
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